貯蓄
どんどん値上がり、物価上昇の昨今、お金の価値も目減りしている中、どう生活を守るのか、お金を使っていくのか気になるところですね。
新渡戸稲造氏が教える「4つの貯蓄」を紹介します。
金銭の貯蓄
自分の子孫が他人に迷惑をかけない程度の蓄財は必要。
体力の貯蓄
一日に十人前の仕事をするよりも、十年かかって十人前の仕事をするぐらいに考え、それに相当する体力を養いなさい。
知識の貯蓄
知力の蓄積には良書を読み、有益な話を聞き、自分以上の人と交わり、時には黙想して心に得たことを心の蔵の中に深く入れるようにする。
徳の貯蓄
善行は職業、財力、社会的地位、身体の強弱に関係なく誰にでもできますが、善だけを毎日行うことは不可能です。多少の善いことをしても、同時に多少の悪をするものなので、悪をしてしまったと自暴自棄になるのではなく、差し引きして善が多ければ良し、毎日続けて徳を積むことが大切。
もっともなお話ですね。
徳の貯蓄は、いつでも、どんな人でも、どんな所でも、しようとする意志があれば出来ます。
一番大切なことですね。