徳本峠~霞沢岳(2018,9,12~13)前編 | クララのブログ

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島々宿から徳本峠へ登り、霞沢岳に行ってきました。

今では北アルプスというと、釜トンネルを車で抜けて上高地から入るのが一般的ですが、上高地まで道路が開通する前は島々から北アルプスへ向かったのです。古くは高村光太郎・智恵子夫妻なども歩いたというクラシカルなこのルートを歩くのは6年振りでした。

入口の看板も建て替えられていました。

すぐに鳥獣ゲートが出てきます。ここを開けて中に入ります。ここから長い林道歩きが始まりますが、果実や花などを楽しみながら歩きました。クサギの実

クサボタン

二俣手前で斜面崩落で道がふさがっていました。しかし土砂の上にはしっかり踏み跡がありました。斜面途中にはまだ上から水が流れているところがありました。

二時間弱で二俣到着です。ここから登山道になります。

変な形のサワラがありました。あがりこ樹形というのだそうです。

道は険しくなってきます。

徳本峠まで沢沿いを歩いていくのですが、緩やかな登りの中で「渡渉」「橋」「崩壊地」が繰り返されます。

あちこちにトチの実を食い散らかした跡がありました。小屋に着いた後、オーナーに聞いたらリスの仕業ということでした。

沢の流れは物凄かったです。普通は上流に行けば行くほど川幅は狭くなり水嵩も減っていくものですが、ずっと上までほとんど変わらない状態でした。これも小屋に着いてから知ったことですが、台風21号に加え、一昨日にもの凄い雨が降ったためだそうです。そのため、何度も下の写真のようなところを渡渉しなければなりませんでした。歩いている最中、カツラの甘い香りがずっと漂っていました。

岩魚留小屋到着です。ここは予約があるときだけ開ける小屋なので普段は無人です。時折霧雨でしたので、ここの軒先を借りてお昼にしました。

今回再びこのルートを歩くことになって、気になっていることがありました。それは途中にあるバランスを保って渡るのが難しい怖い橋でした。ところが素晴らしい橋に架け替えられていたのです。2018年5月と書いてあります。まだ出来たばかりなのですね。もう一カ所は2017年10月と書いてありました。ガイドするにあたって憂鬱な場所の一つでしたので、心からほっとしました。サラシナショウマが咲いていました。キツリフネそして倒木に出来た箱庭オヤマボクチトリカブト

 いろいろな種類がありますが、今まで見た中で一番美しいと思いました。

 

岩魚留小屋から主流の沢を七回行ったり来たりします。そして八回目はこんなでした。ここを渡るとあとはジグザクに登るだけです。

途中にある水場「ちから水」涸れていることも多いと聞きましたが、勿論この日は問題ありませんでした。

ガマズミも実をつけていました。下を見下ろすと霧が立ち込めていました。ついに峠が見えてきました。峠に到着です。

ずっと樹林帯を歩いてきましたが、峠に着くと突如目の前に穂高が広がるのです。

「峠に立った時、不意にまなかいに現れる穂高の気高い岩峰群は、日本の山岳景観の最高のものとされていた。その不意打ちにおどろかない人はいなかった」

深田久弥は「日本百名山」でこのように述べています。

 

この日は徳本峠小屋に泊まりました。宿泊客は私を入れて5人でしたので、ゆったり滞在することが出来ました。夕食も豪勢でした。他の方たちとも会話が弾み、楽しい一夜を過ごすことが出来ました。

                               ・・・続く

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