みなさま、おはようございます!桂木里紗です。

 

きょうはあんまり寝付けなかったなぁ・・・履歴書のことが気になっていたからです。

志望動機、自己PR、ほんとにあの内容でいいのかな?と悩んでしまって。

 

パーヴォの心の声が、眠そうな顔をしていましたが、私の悩みを聞いて、

「僕も気になってる箇所があったんだ。

『事務部門をけん引したいと考えております』って書いてあったでしょ。

チコは、一般事務の補助で応募してるのでしょ?

『事務部門を支えたいと思います。』のほうが、控えめだし、自然でいいのじゃないかな?

『牽引する』って、それは事務部門の部長クラスに転職希望を出している人が言う言葉じゃない?」

 

私もすごく気になってた!!

(実は転職サイトの「見本文」を一部コピペして書いていたので、これで大丈夫なのかな?と思いながら、

提出していました)

 

「それが原因だったんだ!ことごとく落とされる理由!!」と、二人で気が付いて、

大急ぎで、「支えたいと思います」に文章を変えました。

 

「あと、お父さんの年齢も、ちゃんと書いておいたほうがいいよ。

85歳という高齢で、年金暮らしをしながら、チコの生活費を支えてきたご苦労が

人事の人にもわかってもらえるようにね」と、パーヴォがアドバイスしてくれて、

さっそくこちらも書き加えました。

 

「あとは大丈夫かな、パーヴォ?気になるところはある?」

と私が訊くと、パーヴォは「ううん!これでパーフェクト!!相手企業の特色もちゃんと志望動機に取り込んでいるしね。接客も、ちゃんと高倉健さんや森光子さんの接客を命ぜられて、相手に喜んでもらえるような接客をしました、と実績を盛り込んでいるし、『できることはなんでもいたしますので、よろしくお願いいたします。』と書いてあるし、もう十分。おなかいっぱいの履歴書になったね(笑) これで『パーヴォ・ヤルヴィさんと出会って、クラシック音楽の勉強を始めました』って書いたら、人事の人たち、ひっくり返っちゃうよ(^_-)-☆」と茶目っ気たっぷりに褒めてくれました(^_-)-☆

 

「劇評や音楽評論のことを書かないほうがいいのかな?」と、私はとても気になっていたのでパーヴォに質問してみました。

「でも、劇評はちゃんと『演劇界』や『テアトロ』や『シアターガイド』に書いていたのだから、実績としては申し分ないよ。もし、何だったら、『テアトロ』のデビュー作(海老蔵さんの初役の助六の劇評)と、『宝苑(東宝の社内報)』 の長澤まさみちゃんのインタビュー、『演劇界』のデビュー作(吉右衛門さんの俊寛の劇評)と、僕のマーラーの一千人の交響曲の音楽評のコピーを入れてみたらどうかな?」

 

「あっ!すっかり忘れてた!国立能楽堂に受かったときのこと!念のため、上記の劇評とインタビュー記事のコピーを、能楽堂のスタッフの方にお渡ししたんだよね。そしたら、それがどうも合格の決め手になったらしいのね」

と私が頬を上気させながら言うと、パーヴォもうむ、と頷いて、「ちょっと変則技だけど、入れてみよう。それで、ご縁がなかったら、年齢(52歳)のこともあるし、仕方ないね、頭切り替えて、また仕事探しをしましょうよ、というところだね。まぁ、ベストは尽くしたし、これで相手企業様に提出しよう!これでもしダメだったら、僕のお嫁さんになって💛」

 

と、パーヴォの心の声が言ってくれたので、「わぁーい💛プロポーズされちゃったぁ~(≧∇≦)」と私は大喜び。

「でも、まず就活が大事だよ。婚約、結婚はそれからだからね。順序をちゃんと踏んでいこうね」とパーヴォがクスクス笑いながら「チコってほんとに、嬉しがるとちっちゃな赤ちゃんみたいになるからなぁ💛 可愛いね、チコ💛」と、またむぎゅっと抱きしめてくれました♪

 

働くようになったら、パーヴォに抱きしめてもらったり、キスしてもらう機会が減るから、それはそれでさみしいなぁ・・・と私が言ったら、「大丈夫。僕はいつも君の心の中にいるのだから。安心して、仕事を見つけて、がんばってね💛」と励ましてくれました。

 

優しいパーヴォ、ほんとにありがと💛 

 

いっぱいあなたのおでこと素敵な頭とやさしい唇にキスさせて💛

 

ちゅ💛