吉野川小歩危ダウンリバー 2021.05.14-15 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

2日連続で小歩危。この川としては少な目の水量。落差が出ておりビッグウォーター・クリーク想定でクリーク艇で存分に楽しめた。 豊永0.51-0365m, 池田ダム流入38-51.5t


この川にしては水量は多く無かったが、それでも40-50tのビッグウォーター。鮎釣りはまだ始まっていないし、気温は上がり、水は澄んで良いコンディション。自分達以外は、ラフトのガイトレが2組程度という静かなボケ。


鉄橋は瀬の半ばと終盤に大きなホールがあるが、この水量だと、そのまま突っ込んでヨシ。

 

 



森囲いは、ゴツいキーパーは無く、流れに乗ってスルスルと抜ければ問題なかった。

 


二段は、一段目のホールを一応右寄りに避ける。二段目最後のホールのキープ力は無い。


大滝は、最後のホールがキーパーで近寄りたく無い感じ。右ルート一段目のホールを姿勢を極力崩さないよう左寄りに降り、グラグラ荒れた水面を失速しないようボートを叱咤するように漕ぐ。そして最後の巨大キーパーを右寄りにかすめて降りる。まあ、いつもの安全ルートだ・・・。

 


曲戸は、奈落がキーパーでないので、どう行っても良い感じ。上段のドロップを無難に左寄りに降りて、奈落の左側半分を狙って降りる。1日目は、上段を降りたところでボートが横倒しになら、リカバリー姿勢のまま奈落に落ちる失態。2日目は問題なくクリア。

 


プレアドは、入口を敢えて左ルートから入って、岩を縫ってクリーク艇の動きを愉しんだ。


鮎戸の瀬は、左ルート、左岸から斜めに出たウエーブを越え、ストンとドロップを降りる。岸に寄りすぎるとこの下の崖にぶつかってしまうし、右に寄り過ぎると降りた所でキーパーに捕まるので微妙なところだ。下段にも大きなホールがあるが、左右どちらからでも避けて降りられる。
上段はチキンルートの右でも良いが、最後に跳ね上がってホールになっているので、水量次第という感じ。

 

 



気になっているWAKAの新艇Billy GoatをWaka Japanさんのご厚意で試乗できた。同時に友人からお借りしたT-REX Sをそれぞれ1日ずつ乗られて頂いた。全くタイプの違う2艇、それぞれのコンセプトで素晴らしい仕上がりと感じた。

 



[当日のデータ]
水量:5/15 豊永0.51, 下名1.80m, 池田ダム流入38-45t, 5/16  豊永0.65, 下名1.80m, 池田ダム流入45-51.5t, 
プットイン:堂床(歩危茶屋)
テイクアウト:川口
距離:9km
高低差:56m
ボート:クリークボート
グレード:3級
時間:5/15 2.5時間, 5/16 4時間