紀の川(九度山〜万葉の里)SUPツーリング 2020.10.18 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

ベストコンディション。いくつかのちょっとスリリングなクラス2と、よく流れる瀞場。紀北を貫く大河の快適ツーリング。 三谷-0.61,麻生津0.06m,大滝ダム放流3t

 

このコースでのツーリングは実に5年ぶり。先週の大雨の水量が引きかけたところへ、前日にちょうど良いくらいの降雨があり、少しだけ多めの水位となった。

プットインの九度山橋右岸は、河原へ軽が数台降りてはいるものの、半分開けられたゲートには、南京錠付がついており、いつでも締め切れる状態。堤防上に駐車した。

 


瀞場は全て気持ちよいムービングウォーターとなっている。


クラス1から2の瀬が、実にいい感じの間隔で現れる。

 


普段ならフィンヒットするザラ瀬も2箇所あるが、この日はギリギリヒットしない水深があった。

連続波を伴う長い瀬がいくつかあるが、ストッパーやホールは無い。ルートも単純でクラス2を超えるものはなかった。


今年のものではない鮎の仕掛けが倒れ、川幅一杯に幅広のウエーブを作っていた。


水は薄い笹濁りで、浅いところではきれいな川底が透けて見える。


程よい流れと追い風に押され、両側に連なる山脈を眺めながら、いくつも橋をくぐって、いいペースで進んでいく。

 

 


テイクアウトの道の駅が遠望できる橋のところに川幅一杯に鮎の仕掛けあり。左岸消波ブロックの際が通れそうだが、漁師さんの求めに応じ、右岸からポーテージ。


道の駅直前にも穏やかなクラス2があり、コンクリート護岸の下に僅かにあるビーチでテイクアウト。



鮎釣りが7〜8人はいただろうか、しかし、この広い川では十分に回避できる余地があって問題なかった。

以前カヌーワールドで紹介頂いたが、瀬の楽しさと開放感のある大河の開放感を同時に味わえる非常にバランスの良いツーリングコース。

 

 

[当日のデータ]
水量:三谷-0.61,麻生津0.06m,大滝ダム放流3t
プットイン:九度山橋右岸
テイクアウト:道の駅紀の川万葉の里
距離:10.7km
高低差:25m
所要時間:2時間
グレード:2級
使用艇:STARBOARD IGO 11'2"