SUP用パドル | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

SUP用のパドルは、ラフトやカヌー用のパドルと似ているが、ブレードが外側に傾けてセットされており、シャフトが異様に長いのが特徴である。シャフトの先端には、グリップがつき、入荷時にはこれが固定されておらず、使用前に身長と用途に合わせて長さをカットする。
長さは身長プラス18~30cmと長さに諸説あるが、ボードの厚みと用途(サーフィンは短め・ツーリングは長め)を加味して決定する。
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カヤック用パドルでおなじみのSELECTパドルは推奨値として身長プラス22cmとしており、それも念頭にリバーSUPは動きとしてはツーリング寄りであると思うので、気持長くして、身長プラス23.5cmで決定。


これがいいのか悪いのか?分からないけどやるしかない。シャフトに油性マジックで印を入れて、カナノコでカット。切断面をやすりで整えて、エポキシ系接着剤でグリップを接着。この辺の作業は、長くパドラーをやっているので問題なくこなせる。


これまでの経験から、パドルの接着にお勧めなのが「セメダインEP001」。弾性接着を必要とする用途に適し、振動部、応力変化の大きい個所、高はく離、高せん断接着強さを要求される接着に適するということなので、まさにパドルにはうってつけ。パドルを組んでいるショップさんに教えてあげたくらい良いものです。

さて、購入したパドルはシャフト、ブレード共にカーボン製で、シャフトの中ほどで組み合わせる2ピースのモデル。継目には、一回り径の小さいパイプが入れ子になっており、スナップボタンでロックする、シ―カヤックのパドルと同じ仕組み。

Untitled_5ブレードは中空の様で、エッジにアルミなどの補強も入っていない。川での使用なのでブレードの耐久性に不安を覚えたことと、リバーSUPでは、岩を突いたりすることが必然的に多くなってしまうのでエッジガードを購入した。これが「TEAR-AID TypeB」という製品なのだが、ブレードのカーブにも皺にならずに貼り付けができる優れモノ。カヤックパドルでもSUPパドル用の\2,500のセット1つで十分使える長さなので、そっちでもよさそう。効果のほどが楽しみだ。
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