高原川アッパーダウンリバー 2020.08.02 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

TM's リバーカヤック・SUP ログ

川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

許容範囲の高めといった水量。流速がとても早い。コース全体がひと続きの瀬のようになっており、ホールは大きく、波は高い。 双六0.97,西里橋0.56m

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-35_r

 

 

 

 

2度の空振りを経て、ようやく念願が叶った。水量が落ち着くまで一日待ったものの、それでも2018年の前回より15cmほど高い。回送前に杖石のドロップを見て、ひと目でポーテージと予め判断。

 

20200801_takaharaupkayak_hayashi-1_r

 

 

テイクアウトを夫婦岩にしてもよかったが、水量が多く、すぐに終わるだろうと、前回同様、西里橋までにした。プットインは前回同様、道の駅の直下の橋。上流のキャンプ場は大混雑していた。

 

 

20200801_takaharaupkayak_hayashi-3_r

 

 

20200801_takaharaupkayak_hayashi-6_r

 

 

いざ漕ぎ出してみると、瀬の形は全く変わっており、前回の記憶は役立たない。

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-6_r

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-12_r

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-14_r

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-27_r

 

 

川底はひと抱えほどの岩で出来ており、増水の度に変化しやすい。中洲が多くできて、流れを2つ3つに分けていて、ルートの見当が非常につけ辛い。

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-46_r

 

 

これも大増水の痕跡。根ごと抜かれたログが無数にあって、一部は、危ない状態で流れを遮る。ログを避けつつ、場合によっては中洲を担いて越えて本流に戻ることもあった。

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-48_r

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-55_r

 

 

ログを避けて進んだ事で、過去に通ったことのない右岸側の傍流に入ると、橋の直下に堰堤。気付いてポーテージすると、物凄いハイドローリック。

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-60_r

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-62_r

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-72_r

 

 

大きな堰堤のポーテージがあるが、流れが変わっていて、堰堤直前の瀞場は無くなり、流れは勢いよく堰堤へ。

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-74_r

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-75_r

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-78_r

 

 

右岸に起立した大岩が見えると、杖石だ。その直下に、ポーテージを決めていた大ドロップがある。ドロップ直前まで瀬があり、落口手前の僅かなエディを右岸に取り付いてポーテージする。

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-83_r

 

 

20200801_takaharaupkayak_hayashi-12_r

 

 

鼠餅橋の瀬は地形がかなり変わっており、瀬としてはキツくなっていた。

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-91_r

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-97_r

 

 

さらに進んで、右岸に夫婦岩を見送りつつ、橋が見えるとその直下が堰堤。橋の手前右岸に上陸してポーテージ。

 

 

20200801_takaharaupkayak_hayashi-16_r

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-101_r

 

 

終盤もまだまだ瀬が続く。ホールを避けつつ高い波を越えて進むと、ようやく見座発電所が現れ、赤い駒止橋で双六川合流、テイクアウト地点となる。

 

 

20200801_takaharaupkayak_hayashi-17_r

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-102_r

 

 

20200802_takaharaupkayak_miyake-103_r

 

 

この水量では、杖石のドロップをポーテージしさえすれば、他は問題になるような大きなものは無いが、流速が早く、コース全体がひと続きの瀬のようになっており、グレードとしては高く見積もっておいた方が良いだろう。そういう意味では、水位として、双六0.90-80mあたりが最適かもしれない。

 

 

 

 

 

【当日のデータ】
水量:参考)双六0.97,西里橋0.56m(上宝約60cm高)
プットイン:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷田頃家上野酒店前の橋
テイクアウト:駒止橋
距離:15.0㎞
高低差:257m
所要時間:2.5時間
ボート:クリーク艇
グレード:4級