真夜中のヘビ退治 | とりっこブログ:にわとりちゃん達との生活

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安心な卵を求めて‥
ニワトリを飼い始めました。
ババゲーナとジジゲーノの
奮闘養鶏日記です。

カナヘイうさぎご訪問いただき、ありがとうございますカナヘイうさぎ

 

もう2週間以上も前のことですが、、、

深夜0時を過ぎたころ、鶏小屋から今まで聞いたことのない悲鳴が聞こえてきました。
何事かと思って小屋に入ると、地面でマダラー(羽がまだら模様のにわとりちゃん)が巨大なヘビにとりつかれていました!!
ひえ〜〜!(心の中の悲鳴))ガーン

この春に、キウイ棚の下でアオダイショウの親玉みたいな巨大ヘビを見たことがあったので、それか?ヘビ

懐中電灯の光をあてると、ヘビはシュルシュルと小屋の背面に逃げていきました。
どこかに抜け穴でもあるのかと小屋の後ろに回って見てみると、金網と産卵箱の隙間でとぐろを巻くヘビの姿を発見。
(これは、金網の外からキリで刺せばやっつけられる。)ニヤリ
そう思って家に戻りキリを持ってジジゲーノと小屋に戻ると、さっきの場所にヘビはいません。
小屋の中を捜しても見つけられなかったので、一旦家に戻りました。

長さ1mを軽く超えるヘビ。きっと日中に侵入していて、夕方私がいつものように前庭との仕切りを締めたので出られなくなったのでしょう。それで、お腹が空いてマダラーを絞め殺そうとしていたに違いありません。

30分ほど経ったとき、小屋からニワトリの小さな警戒声が聞こえたので、一人でもう一度行ってみると…

いました!
頭隠して尻隠さず、産卵箱の中からヘビのしっぽがのぞいているのを発見!
懐中電灯の光を当てると逃げようとして動き出しました。
(ここで逃がしたら、また他のニワトリもやられるかもしれない!)
という一心で追いかけて、キリで何度か刺そうとしてもなかなか上手く刺さりません。
深夜、暗闇の鶏小屋で、左手に懐中電灯・右手にキリを持ち、目をぎらつかせながら逃げるヘビを追う一人のおばちゃん。
逃げるヘビのシュルシュル音と自分の息づかいしか聞こえない。
エイリアンと闘うシガニー・ウイーバーが重なりました。



スローモーションで時間が流れていったけど多分2〜3分後、やっとヘビの真ん中より尻尾に近い部分にキリを突き刺せました。
逃げようとするヘビの凄い力に体が持って行かれそうになりながら、なんとか木の柱にヘビごとキリを刺して動けなくしておいて、ジジゲーノを呼び、とどめを刺してもらいました。


(閲覧注意)

ここで、ちょっと冷静に写真撮影あせる軽く1m50cmを超える長さのアオダイショウでした。
「よくやったなー。」とジジゲーノに感心されながら、心臓の動悸がなかなか収まりませんでした。正直、今でも信じられません。

翌朝、穴を掘ってヘビを埋めました。

呪って出ないでねー、と祈りながら。

マダラーは、左足が動かなくなりましたが他は損傷がなく、危ないところを助かりました。あの鳴き声は猫の発情かと思うくらい凄かった。よく大きな声で鳴いたね。

でも、イケメンおんどりピー太くんの声が聞こえなかった。
雌鳥を守るのが雄鶏の役目でしょ?
暗闇とはいえ、コケコッコーと鳴かないとは情けない。
ピー太くんはもしかするとチキンか?

それから2週間、マダラーは左足が動かないのでケージに隔離しています。
PTSDなのか水も食べ物も口にせず、スポイトで米のとぎ汁を飲ませていました。
このまま食べられなければ命が危ないと心配していましたが、昨日からエサを食べ始めたので、やっと一安心です。



ヘビ退治の話はこれでおしまい。
長文にお付き合いくださって、ありがとうございました。