宅配便のお兄さん | みつはしちかこオフィシャルブログ「小さな恋のダイアリー」Powered by Ameba

宅配便のお兄さんたちは凄い!
重い荷物を軽々と肩にかついで「コンニチハー」とやってくる。

なによりも助かるのは、若いお兄さんたちなのに、私の方はスッピンでもヨレヨレの普段着でも、平気でドアを開けられることだ。
こう感じているのは私だけ?

ピンポンと鳴ったら、慌てて化粧することも着替えることもしないで、待つだけ。
この暑い最中に汗もかかずに丁寧に応対してくれる(ただし、こちらの顔は見ない)。
俯いてテキパキと伝票に書き込み「サインお願いします」、そして「ありがとうございました」と帰ってゆく。

重たい荷物の時は必ず「ちょっと重いですよ」と言ってくれる。「すみません、じゃここまで持ってきてください」とお願いすると、スイッと玄関内まで運んでくれる。

以前は「宅配便です」と来られると、焦ってドタバタ着替えたリ化粧しかかったりしていたけれど、私が図々しくなったのだろうか?
いや、彼らは受けとる奥さんたちに恥ずかしい思いをさせないようにと教育を受けているのだろうと思う(彼らもおばあさんの慌てふためいた顔は見たくないだろうけど)。
そういえば、知り合いのやさしい介護士さんが「オムツは手早く、相手に恥ずかしさを与えないくらいサッサと取りかえるよう心がけています」と言ってたっけ。

この間は、めずらしく若い女性がきりっと制服を着て荷物を届けてくれた。受けとる時、彼女の手の爪がきれいに、いま流行りの黒にマニキュアされていた。
あの時のきれいな爪を思いだす度に、私はなんだかうれしくなる。

今朝の宅配便のお兄さんも感じがよかった。この猛暑の中、さわやかな笑顔で対応して去っていった。