4月のマンスリー確認テストで、

初めてのα入りを果たしてから、

ちょっと息子のモチベーションがダウンしているように見える。

 

運動会の練習が始まり、

疲れがたまっていることもあるのかもしれない。

日によって多少ムラはあって、

やる気にあふれているように見えるときもあるけれど、

全体的に何となく覇気がない、というか、

3月頃までとちょっと違うなあ、と感じたりしている。

 

4月末から5月初めにかけて、

家庭訪問週間があったり、研究授業があったりで、

学校の下校が早い日が何日かあったのだけれど、

ちょっと前の息子は、そんな時「やったー!」とばかりに勉強していたけれど、

どうやら、このところ下校時刻が早い日は遊び歩いているらしい。

 

まあ、そこは小6なので、たまに遊ぶのも気分転換のために必要かとは

思うけど、毎回はちょっとなあ、という気がする。

しかも、遊んでしまった時は勉強は諦めるのかと思いきや、

やるべきことが終わっていないという焦りからなのか、

勉強を遅くまでして、寝るように言っても寝ない。

当然、そんな生活をしていれば体に負担がかかる。

 

とうとう、先週末は風邪をひいて熱を出した。

幸い大したことはなくて、学校も一日休んだら、

すっかり元気になっていたけれど。

 

遊びを優先したいのなら、

その日勉強をすることは諦めなければいけないのではないのか。

勉強もしたい、遊びもしたい、その気持ちはわかるが、

時間は限られていて、睡眠時間を削るようなことだけはしてはいけない、

そんな話を息子とした。

 

息子も少し気が緩んでいたかも、ということで

「遊びに行ったらたくさん遊びたくなっちゃって、

少し遊んで帰ってきて勉強する、

みたいにうまくバランスが取れないから、遊びは我慢する」

と涙ながらに言っていた。

 

小学校生活最後の一年、お友達と遊びたいのもよくわかる。

それを制限してまで受験勉強を優先させる必要ってあるのかな、

と悲しそうな息子の顔を見ていると思う。

 

息子にも、そう伝えてみた。

第一志望変えたっていいんだよ、

受験だってつらかったらやめていいんだよ、という言葉と合わせて。

 

息子が頑張りたいと思う気持ちは大いに応援したいけれど、
健康を害したり、

子どもらしく楽しく遊ぶことを我慢することが、

息子の心を歪めてしまうくらいなら、

志望校を変えることも、受験自体を辞めることも、

常に視野に入れておかなければならないとは思っている。

 

一方で、いくら目標に向かって頑張りたいと思っていても、

結果がうまく出ない時はつらく一時的に逃げ出したい時はきっとある。

そんな時に、楽な方に流されて逃げてしまったとしたら、

後で息子が後悔しないかな、ということも気になる。

 

息子自身は、今のところ気のゆるみは認めるけれど、

「中学受験は続けたい、第一志望を変えたくない」

という思いは強く持っているのだという。

お友達と遊ぶことを優先したい日もあるけれど、

目標を達成できなかったら後悔すると思うから、

そのあと夜遅くまで勉強してしまう、とも。

 

体調崩したら何にもならないから、

やっぱり遊ぶのは我慢するそう。

たまにならいいと思うんだけどね、

その辺うまく、程よいバランスを保てないのは

小6だからこそなのかもしれない。

 

息子は早生まれということもあり、

体もきゃしゃだし、中学受験を乗り切るうえでとても大切な体力が、

周囲の子たちより劣っているように思えてならない。

 

だから、この挑戦を継続するかどうかは、息子の心身の健康が維持できることが大前提。

(その意味では小4小5は、体力づくりのためにも塾よりも野球を優先したのは正解だったかも)

高すぎるハードルを越えることを目標とした

今の塾やプリバートのスケジュールはとても過酷だし、

これを来年の2月3日の受験日迄継続していくことは、

並大抵のことではないと思う。

 

息子がこの挑戦を諦めない限り、

私もバックアップしていくつもりだけれど、

息子がこの挑戦を諦めたいと思う時が来たら、

その決断を私はいつだって受け入れる勇気も持っておかなければならないとも思う。

 

とりあえず、この週末は体調も回復し、

気分が切り替わったようで、

火曜日のマンスリー確認テスト(組み分けテスト)の対策に勤しんでいた息子なのだった。

 

さて、果たしてαクラス維持なるか・・・。

 

第一志望受験日まで、あと326日