
本日のピニーは、テキサス大学のラクロス・サマーキャンプ(2008)のピニー。
息子が、推薦を受け、某ジャズバンドのリハーサルに参加できることになった。
バンドメンバーはプロとして活躍するミュージシャンたち。
みなさん、本来のバンドや音楽家としての活動のかたわら、このバンド(ビッグバンド)として集まり定期的に演奏活動を行われているというような形。
息子は正規メンバーではなく、特別ゲストメンバー。
バンドは、オースティンの老舗ジャズバーで定期的にライブ演奏するのだが、15才という年令がまずネック。
そして腕前も、もちろん正規メンバーレベルとは言えないはず(特に即興ソロ)。
そういうわけで、とりあえずリハに参加という研修生的な立場。
今日はその始めてのリハ参加。
まあとにかく周りのミュージシャンから学べるものは学んで来やがれ!とリハ室まで送り届けた。
リハ参加の経験だけでも、息子にとってはものすごくありがたい事だ。
と、息子を送り届けた場所は、テキサス大学音楽校。
校内のホールではよく大学生徒のリサイタルが行われているので、せっかくだから今日も観させてもらおうかと思ったら、今日はコンサート予定なし。
そんな事を確認しながら校内を横切る際にも、練習室から生徒たちの練習する音が流れてくる。
サックス、バイオリン、パイプオルガン・・・
「バイトで歌うからポップス曲を覚えなきゃならないのよ」と、歌いながら歩く生徒・・・
夜と言うのに、校内はさまざまな音が流れる。

なんか、良いなあ・・・
なんて平和に思えるのは私だけかもしれない。
息子を送り届けた際に聴こえていた、大学生のサックス練習音。
2時間後のお迎えの際、同じ音色の同じフレーズが、まだ繰り返し繰り返し練習されていた。
もしかして2時間、同じフレーズをすっと練習していたというのだろうか?
生徒たちにとっては、「校内に流れる音、良いなあ~」などと和んでるどころではないのだろう。
さて、息子は・・・
楽しかったし、得るところもあって良かった、と。
「来るな」と言われるまで参加したいと決めたようだ。
プロの方々に囲まれ、何かを学び掴んでいってもらえれば、幸い。
そうしてリハ室をあとにし、駐車したパーキングへ。
入る際に手にしたチケットを機械に入れて駐車料金を払うとゲートが開くしくみ。
もう遅いし、息子はまだこれから宿題しなきゃだし、家に急ごうとしているのに・・・
機械にチケットを挿入する際、間違った場所にチケットを押し込んでしまった。
しまった!
チケットはもう取り出せない。
そしてチケットがないと支払いできず、ゲートは開かない(出られない)。
しかも既にオフィスは閉められた時間で、周囲には誰もいない。
おいおい・・・
機械に夜中の連絡先電話番号が書かれているのを見つけ、電話してみた。
「通常のように出口に向かい、支払い済みのチケットを入れるかわりに<チケット紛失>と書かれたボタンを押してください」と。
良かった、出られる~。
「チケット紛失」の際は、駐車料金27ドル。
(本来なら5ドルくらいだったはず)
ああ。。。
BGM「In the Mood」