挨拶する荒井寿一NAK会長

 自動車オークション事業社が組織する一般社団法人 日本オートオークション協議会(荒井寿一会長 NAK)が第16回通常総会を、6月13日に帝国ホテルで開催。令和5年度事業報告(案)、令和6年度事業計画(案)などすべての議案を原案通り可決承認した。

 このうち、令和6年事業計画は①走行メーター管理システムの適正な運営および改修 ②冠水車対策、不正修理車両の出品対策検討 ③日本自動車査定協会・自動車公正取引協議会と協議し、修復歴判定基準の検討 ④定時総会年1回、通常理事会は年3回、運営委員会は従来通り8月を除き月例で開催 ⑥全国7ヶ所で全国ブロック会議の開催 ⑦海外視察団派遣の実施

 NAKのコア事業である走行メーター管理システムに関しては、現状のインターネットエクスプローラー(IE)が令和4年6月にサポート終了、今後利用が困難になるため、Google Chrome に変更。同時に、データ問い合わせ時のメール対応など利便性を高める改修も行う。 

 また、奥村悦二(一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会)、千原誠一(一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会)、羽田斎(いすゞユーマックス)の3氏が、新しく理事に就任した。

 総会後の懇親会で、荒井寿一NAK会長は「昨年度は自動車業界を巡る様々な問題もあり、思うような活動ができない一年でした。

 今年度はNAKとして久々の海外視察を10月にアメリカ・ロサンゼルスへ実施します。大統領選を踏まえたアメリカの現状を見てきたいと思います。

 NAKも活動に範囲をもう少し広げて、今年早々の能登地震や台風といった自然災害時に、NAKとして中古車の支援をできるような活動を進めていく必要があると思います。日本の中古車は海外へ多数輸出されていますが、メーター巻き戻しなどがないかどうか、輸出をされた後も責任をもって情報提供できるような取り組みをNAKとしてやっていかねばならいのではないかと考えています」と挨拶した。

 

新任理事の3名

来賓を出迎える会長、副会長、専務理事

 

via 中古車Rパーツ
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