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千葉の歴史、名所、旧跡アドバイザー・尼木のブログ

魅力満載、千葉の見どころをナビゲートします。

墨田区墨田に建つ多聞寺を参拝致しました。

隅田七福神の毘沙門天を祀ります。(^^♪

創建年代は不明ですが平安時代の天徳年間

(957年~960年)には現在の隅田川神社付近

に建っていたようで大鏡山明王院隅田寺と

呼ばれていたとのことです。( ˘ω˘ )

天正年間(1573年~1591年)に鑁海上人が本尊を

毘沙門天として隅田山吉祥院多聞寺と改称したと

伝えられております。(*'▽')

江戸時代中期に建立された六地蔵です。

茅葺の山門は墨田区内最古の現存建造物とのことで

墨田区の指定文化財にされております。

 

山門付近には東京大空襲で被災した浅草国際劇場の鉄骨

空襲で焼かれた木・広島と長崎から贈られた樹木があります。

境内墓地には映画人ノ墓碑があり・平和と民主主義を支え

人間の尊厳を守った人々の氏名が刻まれております。

また多聞寺はたぬき寺とも呼ばれております。

伝説によるとかつてこの地には妖怪狸が住んでおり・悪戯を

していたため毘沙門天が戒めたところ・翌日二匹の狸が

お堂の前で死んでいて村人は供養のために塚を築いたとの

ことです。( ˘ω˘ )

御朱印は新年1月1日から1月7日までです。

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墨田区の墨堤付近を歩くと江戸時代の庶民の

行楽地であったことが良く判ります。(^^♪

墨堤付近でよく見かける葛飾北斎に関する

説明板。葛飾北斎は絵本隅田川両岸一覧で

隅田川の風景を描いています。富嶽三十六景の

両国橋付近から見る富士山も印象的です。(*'▽')

旧墨堤の道。墨田区東向島の白髭神社付近の

道は本来の墨堤の名残りで自然堤防でもあり

江戸時代以来の桜の名所です。( ˘ω˘ )

墨田区内からは東京スカイツリーがとても

大きく見えます。

ところ変わってこちらは墨田区横川付近です。

横川と言えば以前ご紹介したたばこと塩の博物館

が有名です。

たばこと塩の博物館の近くにある墨田区立柳島児童

遊園。この場所には東京帝国大学柳島セツルメント

が建てられておりました。(*‘∀‘)

説明板によるとセツルメントとは住民の生活向上を

目的として展開された拠点施設の総称とのことです。

大正13年(1924年)に開設されました。

成人教育・児童・医療・人事法律相談・調査・市民図書

の六部が置かれましたが戦時体制による国家総動員法が

成立した昭和13年(1938年)解散されました。( ˘ω˘ )

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東武スカイツリーライン堀切駅から鐘ヶ淵駅

周辺を歴史探索致しました。(^^♪

こちらは堀切駅。初めて下車しました。

住所は墨田区ではなく足立区千住曙町です。

東武鉄道の電車と特急りょうもう号が走ります。

こちらの綾瀬橋が足立区と墨田区の境となります。

綾瀬橋を渡った場所に建つカネボウ化粧品のビル。

この場所がカネボウの前身鐘淵紡績発祥の地です。

明治19年(1886年)三越・大丸・白木屋などが

頭取となり・東京綿商店が設立され・その後こちらに

紡績工場を建設しました。(*'▽')

明治22年(1889年)有限会社鐘淵紡績に変更しました。

鐘ヶ淵駅周辺は以前ご紹介した古代東海道が通っており

武蔵と下総を結ぶ重要な幹線道路でした。平安時代の歌人

在原業平ももしかしたら訪れたかも知れませんね。(*‘∀‘)

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