前回、日本橋石町にあった時の鐘をご紹介
しました。(^^♪
(現在、日本橋小伝馬町の十思公園に移設)
江戸時代には、江戸の各所に時刻を伝える
時の鐘があり、日本橋をはじめ、上野、浅草
本所、深川、目白、市谷、四谷、赤坂、目黒
芝、大崎などにある神社仏閣に時の鐘が
設置され、一刻毎に鐘が鳴らされました。(*'▽')
夏と冬では、一刻の長さが異なります。(*‘∀‘)
(一刻は、約2時間)
こちらは、上野公園にある時の鐘です。
鐘の音を聴きながら、俳人松尾芭蕉は
春の雲 鐘は上野か 浅草かと詠んだそう
です。( ˘ω˘ )
上野の時の鐘の近くには、五條天神社や
老舗の上野精養軒もあります。(*'▽')
精養軒は、明治5年(1872年)に築地に
オープンし、当時はホテルでした。(*'ω'*)
明治9年(1876年)に上野精養軒が開業
しましたが、大正12年(1923年)に発生
した関東大震災で築地本店が焼失し
上野精養軒が本店となりました。('◇')ゞ
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