婦人科系には、いやそれ以外でも、痛い検査や治療というのはつきものです。

ただでさえ病気の恐怖に怯えているのに、検査や治療で痛い、怖い、不安は、拷問と同じ。

 

検査や治療の痛みには段階があるとして、

高度異形成発覚後受けた検査や治療で 私の感覚で言うと、そんなにツライものはないと思う。

私は痛みに弱い方ではないが、強くもない。ただ、不安で過呼吸にはなる。

  • 細胞診 痛くない
  • 組織診 痛くない
  • 子宮体癌細胞診 以前は痛くなかったが、閉塞後に検査しようとして 棒を子宮口にいれようとした際には、膣の奥を広げられる痛みがあった。10秒くらい、身体に力が入る程度の痛み。
  • MRI、レントゲン 閉塞感はあるが、痛くない
  • 点滴のポート設置 ちょっと痛い。普通の点滴針よりしっかり針を差し込むので、針を差し込む時間が通常の1秒ではなく、10秒くらいか。
  • 手術 鎮静剤で眠ってしまうので、痛くない
  • 手術前の麻酔 背中に軽い麻酔を打つ時が「アタタッ」と一瞬をチクリ刺される痛み、その後に下半身を麻酔する注射があるが、痛くない。その注射したところは、手術後に鈍痛のようなものが1週間ほど残った。
  • 円錐切除の傷 手術の夜は灼熱感のような鈍痛があったかなかったか?という感じ。その後は痛くない。出血は切ったのだから、あるが、膣内にびっちり詰め物がしてある。
  • 手術後の安静時 動けないので苦痛という人もいるが、麻酔で3時間くらいは眠ってしまう。目が覚めたらタブレットやスマホを見ること可能。足は空圧のマッサージ機がついていて、手には点滴がついているので、静かに動く必要はあるが、寝返りも打てる。動かないと腰が痛くなり、シップを貼りたくなった。安静時間は、約一日なので長くは感じた。
  • 麻酔の影響 眠いがない。頭痛や吐き気を避けるために、看護師さんは枕を外して寝かせてくれたのが良かったのか。
  • 尿導 手術時の眠っている間につけるので痛くない。抜く時も息を吐いて楽に外せた。外した後にトイレに行くと、うまくおしっこが出せない。1・2回で出せるようになる。別に抜いた後が染みるということもなかったが、ちょっとおっかなびっくり排尿する感じ。
で、乗り越え方ですが、そもそも痛くないので まずは怯えなくて大丈夫と思います。
人によっては子宮の状態とかで痛そうなのが細胞診と組織診。
私は抗不安薬とロキソニンを1時間前に飲んでおりました。(Dr.に言ったら絶対に怒られる)
食欲はないと思いますが、怖くて吐きそうになると困るから 直前には食べない。
喉が渇くから、ノンカフェインのあたたかいお茶は胃腸を暖め、気持ちを楽にする(家で好みのものを水筒に入れていくと、ペットボトルよりホッとできる)。
柔らかいタオルを握りしめたり、匂いを嗅いだり、涙を拭いたりする。
ギリギリまで、友人とLINEでつながっておく。「怖い、やだ」「今からいく!」「終わった!」のやりとりは、心を支えてくれる。
案ずるより産むがやすしと思っておいて、間違いなし。
こんなことで治療を躊躇する必要はない。
 
注射系のドキドキは「くるくるくる。。。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」のリズムを心の中で唱える。
で、一瞬で終わる。
 
手術説明の時は、怖がりな方は鎮静剤の点滴を検討してもらってください。
怖がり、痛がりなんですと、大げさ気味にDr.に伝えておく。
入院中、痛かったら 遠慮なく言うこと。忙しそうで遠慮したくなりますが、ならば点滴ケア、配膳や検温時でもいい。
歩けるなら、ナースステーションまで行って、お願いしてください。
ナースコールを押すのは勇気がいる気持ちは、私もそうでした。。。ので、一度も押さなかったし、押す必要もなかったです。