息子、2013年9月5日 2900gで誕生。



臨月に入ってすぐの健診で
既に頭が下がっており
いつ産まれてもおかしくない。
と、言われていたのに

産まれたのは予定日を8日過ぎた
41週1日目。

41週の健診で羊水が減っていると
言われていた。

あと数日しか待てない。

タイムリミットは近かった。


始まりは、おしるし。

夜中の10分間隔になる陣痛。
里帰りを選ばなかったので
姉と姪がヘルプに来てくれていた。

姉の「陣痛まだまだ痛くなるよ」

呪いのような言葉だった。


朝4時。
これ以上になると歩けないと判断し
産院に電話。

既に頭が下がっていたので
すぐ来るようにと言われた。

行った時は、子宮口5cm。
陣痛もお産に繋がるようないい感じと言われ
「朝の9時には産まれるだろう」と、判断。

この言葉が、あたしを苦しめた。


意識が遠のくほどの痛みの並が短い間隔で
あたしを襲う。

でも子宮口が開かない。

10分間隔になったのは夜中2時。
もう既にどれくらいかわからないが、
9時は過ぎていた。

ヨモギ蒸しで子宮口を開かせようとするが
開かない。

痛みが来るとわかる度
恐怖心が強くなった。

正直、死ぬんじゃないかという恐怖。

それくらい痛かった。

もう何時間かこの痛みが続いており
「もう限界!無理」とも言った。

その度、助産師さんにしかられた。

「なに弱音吐いてるの!
赤ちゃんにもきこえるわよ!」

申し訳ないが
そんなことどうでもいい、切ってくれ!
と心で叫んだ。

辛過ぎて立会いの旦那の手を
握りつぶしてやるぞ!
と言わんばかりに痛みと共に握っていた。

歩くのもままならないのに
ガッチガチの子宮口のせいで
お風呂に入れと言われた。

もう、助産師さんが鬼に見えた。

意識が遠のく、痛みで戻される。
を湯船に浸かりながら何度か繰り返し
このままでは、水中出産になる!

くらい、長風呂をしてやった。


それでも子宮口は7cm。





長いので続く。