書こうかこうと思って、こんなに時間がたってしまいました
平成のうちに書きたかったのに・・・
令和に変わってしまいました。
平成最後の出演ミュージカルでした
『プリシラ』
3月30日に終演いたしました。
連日完売で、当日券にもたくさんの方がいらしてくださったとか。
たくさんの応援、本当にありがとうございました。
カーテンコールでは本当に皆様から素敵なお写真たくさんいただいて・・・
そのお写真見て「めっちゃ楽しそうだな!自分!」って思いました。
それもこれも、お客様のとびきりの笑顔に包まれたからなのです。
本当にありがとうございました
とっても素敵なプリシラカンパニー!
再演から参加は私入れて4人・・・かな。
稽古初日はもうおなかが痛くって痛くってしょうがないくらい緊張していました。
でも稽古場に行ったら作品そのままのぱあって明るい空気。
ダンスが苦手な私。皆さんにご迷惑をおかけしてしまわないか不安でしたが、手取り足取り丁寧に教えてくださって、空き時間にも目がぱちくりしていた私にも「ちーちゃん大丈夫?」って言っていろんな方が教えてくださいました。
必死で踊っていると少し変な動きになるらしい私のダンスも楽しんでくれたり笑ってくれたりするみんなにパワーをもらいながら
いつの間にか踊りながら
「楽しい!」
って思えてる自分に気づいていました。
ダンスを怖い、じゃなくて、楽しいって思わせてくれたプリシラに、
カンパニーのみんなに感謝です。
稽古中に誕生日を迎えまして、みんなに祝ってもらうことができて
本当に嬉しかった~~
私が演じたマリオンという役。
シーンとしては1幕の冒頭と2幕の後半しかでてこないのですが、
ティックの旅を、人生を後押しする存在としてとっても難しかったこの女性。
亜門さんとも何度もお話しさせていただいたり、
いっくんともたくさん話したり、
たっくん・はる君とたくさん触れあって
考えて悩みマリオンを理解しようとしてきました。
マリオンは本当に素敵な人。
人を外側のいれもので見ない人。その人自身を見て愛することができる人。
ティックが「僕は僕だ。」って言えるのってきっとマリオンがそう思っているから。そう思っている人が心のそばにいてくれるってなんて心強いんだろう。
パパのすべてを話し、パパにもボーイフレンドができているかも、
パパが一人の人間であると言うことを尊重して息子に話すことができる人、
「パパとボーイフレンドのお部屋もあるよ!」ってベンジーがあのまっすぐでキラキラした瞳ととびきりの笑顔で言えるように育てた人。
すっっっごい人だ・・・・
そんなマリオンに出逢えたこと、彼女を演じることができたこと
本当に幸せでした。
マリオン以外のシーンもたくさん出ていました
早替えこんなにして走り回ったの・・・はじめて。
私のお気に入りはおひげのおじさん。
シンシアのシーンで酒瓶持ってステージのほぼ真ん中で大の字で寝ていたのは、わたしおじさんです(笑´∀`)
プリシラGIRLS
みんな個性的でパワフルでかっこいい
プリシラって言う作品にふさわしいみなさん。
出逢えてよかったなぁ・・・
エリちゃん、ゆうなちゃん、ゆまちゃん
ジェニちゃん、まりかちゃん、キンタロー。さん
ゆっこさん
みんな最高GIRLS
ゆっこさんゆっこさんの心の広さと視野の広さ、本当に尊敬です。
いつもいつでも優しくて、人のいいところを見てくれる方。
出逢えてよかった・・・
咳こんでいたとき、すぐ気づいてくださって、喉にいいお料理を作って持ってきてくださった・・・愛が深い方。
『メリー・ポピンズ』に続き共演できたエリアンナちゃん。
エリちゃんのパワフルでかっこよくてうますぎる歌、いつもしびれていました。そして努力を常に怠らない姿勢。かっこよかった。
あのエリちゃんの素晴らしいパフォーマンスはえりちゃんが日々積み重ねているからこそもの。
辛いことがあってもいつもすぐに気づいて支えてくれる。
Singerとしても役者としても人間としても最高に頼もしくかっこいいエリちゃん。
なんかやっとちゃんと共演できた!谷口ゆうなちゃん。
レミではなかなか絡めないし、bareではWキャストだったし、こんなにたくさんのシーンを一緒にすることができて嬉しかった~!
稽古初日、緊張している私をいち早く気遣っていろいろ教えてくれたゆうなちゃん。ダンスも丁寧におさらいをしてくれて、ゆうなちゃんがいたからすべて乗り越えてこられたと言っても過言ではないです。
公演中もボーカルリーダーとしていつも的確なノートをくれて、そして細かなことに気づいて支えてくれる。
頼もしくておもしろくて、優しくて愛がいっぱいのゆうなちゃん。
二人でおじさんになっている時間が楽しくて、一番好きな時間でした。
かわいい息子ベンジーs。
はるくんとたっくん。
はるくんとは2014年の『ミス・サイゴン』以来の共演。義理の息子だった彼が、本当に息子になってくれて本当に嬉しかったし、プリシラでは先輩。とっても頼もしいはる君でした。
かわいい折り紙をプレゼントしてくれたり、虫の話をたくさん教えてくれたりいつもおじさんになった私たちと舞台裏で早替えのみんなにティッシュをあげる係を楽しんでやってくれていたはる君。
たっくんはだんだん慣れてくるともう見たらこっちが自動的に顔がデレ~ってほころんじゃうスペシャルな笑顔を向けてくれるようになりました。最高笑顔。私のことも「ちやママ」って言ってる(笑´∀`)
カーテンコールでは二人で変顔で締めていました。
一応出る前に確認するんですよ、「たっくん、今日はどうする?たっくんの好きにしよう!」って言うと「変顔!!」って言うのです。
楽しかったなぁ~~~!
かわいくて愛しい息子が増えました
いっくんこと山崎育三郎くん。
2013年のレミゼ以来の共演。あの頃、レミゼはじめてで必死でついて行こうと稽古後自主練していた私たちに付き合ってくれてピアノを弾いてくれたりたくさんアドバイスをくれたいっくん。
そんないっくんとまた共演することができて本当に嬉しかったです。
6年ぶりのいっくんはパパになってさらに頼もしくなって
いろんな意味で尊敬できる座長でした。
いつも周りを気遣ってそしてプリシラを引っ張ってってくれていました。
人として役者として「本当にかっこいいな」って思いました。
このタイミングでまた共演できたことに感謝です。
亜門さん。
2011年、WSでご一緒したときに、心の奥底まで見透かされてしまったような、そしてその奥底に隠していたものをひっぱり出してくださった亜門さん。
いつかお仕事でご一緒できますようにと願い続けてやっと叶った8年後。
亜門さんのたくさんの愛がこもったこの作品でご一緒することができて本当に嬉しかったです。
打ち上げの時に亜門さんのご病気のことを知りました。
亜門さんの回復を心より願っております。
本当にたくさんの出逢い・喜び・愛をくれて
そして生きる道を照らしてくれた
『プリシラ』
みなさんの心にもなにか届いて残って
日々生きていく中でちょっとしたパワーになれていたらうれしいです。
こうやってレインボーの旗を振らなくても、
一人一人をただ認め合うことができる、
そんな世界が来ることを祈って。
そんな世界にしていくことを誓って生きたいと思います。
「自分は自分」
そのままで美しい。
本当にありがとうございました!
最後に皆さんが撮ってくださった写真を
どどどんっと載せます
素敵なお写真本当に本当にありがとうございました
またお逢いできますように・・・