本日は、2015年の5月から月一回インストラクターさせてもらっているヨガサークル サンサン で 担当の日でした。

 

サンサンは、子どもたちの保育をしあう“保育しあいっこヨガ”を行うヨガサークルです。2グループに分かれて55分ずつ保育とヨガをします。ママがヨガをしている間は母子が分かれます。

 

施設の二つ並びのお部屋をお借りして、一つはヨガの間、隣の和室は保育部屋としてます。

 

幼稚園入園未満の子どもたちの騒ぐ声、泣き声、笑い声を 壁一枚隔てた状態で聴きながら、お母さんたちは自分に集中してヨガをします。これは、運営の方たちの思いのこもった、とてもよくできたシステムです。

 

ヨガとは自分の心と身体をつなぐ時間。一般の親子ヨガもよいものですが、やはり自分に向き合うには、安心できる環境でお子さんと離れていられることが助けになります。

 

それでも、初参加の方などは ご自分のお子さんの泣き声が壁の向こうから聞こえると気になる様子がこちらから見てとれて、「今泣いているのはこの方のお子さんだな」となんとなくわかったりします。

 

何回か来られている方は、お子さんが泣いていても、内心では気になることもあるでしょうけど、自分に集中されています。

 

小さいお子さんをもつお母さんは 日々の生活の中で、自分に集中する時間はあまりないと思います。そのお時間を取れるだけでも貴重ですよね。

 

そして、今日 気づいたこと。

「壁一枚隔てた先に わが子が泣いているのに リラックスして 休息する事ができる」って、お母さん方にとっては すごい 体験なのではないかと。

 

これって、将来、子どもさんと親御さんの自立につながることではないでしょうか。

 

子どもは私がいないと絶対にダメ

子どもは私の生きがい

 

お子さんが大人になったあと、そんな思いがお互いの自立を妨げることは、少ないケースではないと思います。

 

ヨガの休息は、普通のごろ寝とは違います。ポーズで自分を見つめ、今の自分を感じたあと、自分を解放し受け入れる時間です。

 

身体は、記憶装置です。「こどもの泣き声を聞いていてもじぶんがじぶんであることができる。」という ヨーガの体験は、身体の中に刻まれます。

 

この穏やかな休息は、いつか自然に手放すことができるチャンネルを作っている、そんな時間でもあるのです。

 

 

 

参加にご興味のある方は、下のリンクからどうぞ~。

お子様連れでない女性の参加もお待ちしております。