ドゥーガ避難所でハンターと話をしていると

掲示板にあった書き込みのことを教えてくれました



依頼主はモルぺウスの仮面というバンドのボーカルでした。


モルぺウスの仮面は、北大陸でかつて一世を風靡していたバンドですが

もうだいぶ前に解散していて、メンバーのその後を知る人は誰もいません



依頼は、


バンドを再結成したいからまたメンバーを探してきて欲しい


そして、

リディアのことを知っている人がいたら、連絡が欲しい


というものでした。



リディア…はてなマーク




依頼主の連絡先とバンドメンバーの名前、所在地が記されていたので

ひとまずそこに電話をかけてみます





依頼主は、ジェーンという名の女性


リディアを通してある情報を確認したい、

と、苦しそうに咳をしながら話を続けます



自分の研究があるからそれを続けなければならない、

それが終わったらまた歌を歌えるようになる


でも時間がもうそんなにないから、

元バンドメンバーと連絡を取ってメッセージを伝えてほしい


ということでした。



少し怪しさもありますが、ジェーンの指示通り

まずは元ドラマーのヴィオラに会いに残骸市場に向かってみることにします





残骸市場に着くと、人だかりを見つけました


女性が一心不乱にドラマを叩き

周りで多くの人が踊っています


あれがヴィオラですね



私も踊りたくなったので

輪に混ざって得意のダンスを見せつけます




ふぅ、楽しかったニコニコ

ドラマーってかっこいいですよね〜




演奏が終わりそのことを伝えに行くと、ヴィオラはとても喜んでくれました


そして、ドラムのレッスンを受けないかとのお誘いが。

(PWYW: Pay what you want。望むだけ支払う方式)


是非受けさせていただきますびっくりマーク



ヴィオラの熱のこもった指導に心動かされ、つい手に力が入り過ぎてしまったようです


大きな音がなったと思ったら、ドラムのヘッドが凹んでしまいました……驚き



そんなことは気にもしていないようで、ヴィオラは私のドラムを褒めてくれましたニコニコ



壊してしまったこのドラムのことを彼女は「相棒」と呼びます


どうやら今までに何度も修理を繰り返していて

タイダルの強盗に襲われたときには盾にしたこともあると!!


かなり勇ましい女性です爆笑



今日ここに来た目的、

ジェーンがバンドを再結成したがっているというメッセージを彼女に伝えました


彼女の顔が綻びます



ヴィオラはふと、市場のグラディという人が良いドラムを手に入れた話を思い出します


彼は、パスワード装置を解読してくれた人にそのドラムをあげたいと聞いたそうです



市場を少し歩くと、グラディを見つけました

話通り横には立派なドラムセットが置いてあります


パスワードの解読なんてお手のものです

すぐに終えて無事ドラムをゲット!



ヴィオラにそれを渡すと、とても気に入ってくれたみたいで私まで嬉しくなりましたにっこり






しばらくして、ジェーンから電話がかかってきました


次の元メンバーに会いに

オアシス避難所に向かいます


彼らの名前はジミーとポール




避難所の端で、今にも喧嘩が始まりそうな雰囲気の男性2人が討論しています


急いで駆け寄って会話を聞いてみると

連盟に所属するポールが

新商品の追加の税金徴収をしているところでした


やめて〜〜魂が抜ける


思わず割って入ります


モルぺウスの仮面、という単語に

2人は懐かしそうな顔をしました




ポールはもう長いことベースに触っていないみたいでしたが
ジミーは彼のギター「インフェルノ」を肌身離さず大事に持っていました


ポールさぁぁんwwwwww



あまりにもバチバチに争うので

思い切って音楽で勝負をしたらどうかと提案すると

うまい具合に2人は乗ってきましたにっこり




楽器を構えると、ジミーとポールはほぼ同時に演奏を始めました。
弾いたのはなんと、同じ曲!

犬猿の仲のような2人が、演奏している時は息がぴったり……

2人の奏でる音色が互いに混じり合い、気がつくと
周りのことが目に入らないくらい
彼らの作った音楽の世界に入り込んでしまいました


やがて演奏が終了しました


「こんなにスカッとしたのは久しぶりだ!」と彼らは笑い合います



今ならいけそう!
本題のジェーンのことを持ち出してみました

2人のわだかまりは過去のこととして、今は彼女を助けてあげてほしいな……



ジェーンの名前を出すと、彼らの顔が変わったように見えました


素直にジェーンに電話する2人を

少し離れたところから見守りますにっこり





さて、最後のメンバーを探しに行きましょう



エデンシティ避難所を少し歩いていると、彼を見つけました

キーボーディスト兼マニピュレーターのハンスです



さっそくジェーンのことを伝えると

彼は一瞬動揺したような顔をしました


妻と子供3人を養うのに必死で、もう音楽はできないと言いました。よく考えて出した結論なのだ、と。



どうやらハンスを説得するのは口だけでは無理そうです



すると、リディアがデータベース検索で

ハンスはハギスさんの元で働いていることを調べ上げてくれました


ハギスさんならきっと助けてくれる…!

さっそく電話をかけます




ハギスさんはハンスについて少し教えてくれました

そして、彼のキーボードは、売られたのではなく抵当に入れただけということも知っていました!


(ハギスさんはそこの質屋の主人と知り合いで、キーボードが売れない愚痴をよく聞かされていたみたいですw)




質屋の主人の連絡先も教えてもらえたので、すぐに電話します


ハギスさんは相変わらず優しいですね…ニコニコ




質屋の主人・レイに確認すると

例のシンセサイザーはまだ誰にも買われていませんでした!


私が買い上げてしまえば早い話です!




た、高い〜〜〜オエーオエーオエーびっくりマーク


売れる状態にメンテナンスするために費用がかさんでしまったため

こんな値段になってしまったと説明されました


そりゃ売れないですね(笑)



それでも諦めきれない私に、レイはある提案をしてくました



「当店の物資輸送隊が1号観測所付近でよく変異生物に襲われてねぇ……やつらを片付けてくれたら、特別に値引きしてあげられるんだが。」



よしきたぁびっくりマークびっくりマーク



ポラリアンリーパーをちょちょいのちょいと片付け終わると、ハギスさんに呼び出されたので

もう一度避難所に向かいます





ハギスさんんんんん(涙)


この世界でここまで優しい人間を私は他に知りません。あなたはKING OF エデンシティです(涙)




楽器を受け取り、ハンスのところへ行きました


避難所がバンドへの投資と支援をしてくれることを伝えると

ハンスは感極まり言葉に詰まりながらも、喜んでいるのが伝わりました




さあ、これでバンドメンバーが揃いました


いち早くジェーンに伝えようと、電話をかけました


が、応答がありません



前回電話したときかなり具合が悪そうだったのを思い出し、心配になってきました



リディアが、今までの通話記録からジェーンの家を特定していてくれたので(私の相棒はしごできすぎます)

急いで向かいます



ダークウォーター・ストリート




ジェーンの家の前に着くと

バンドメンバー全員が集まっていて、彼女の安否を確認しようとしているところでした


勢いよく家の扉をあけると






そこには床に横たわるジェーンの姿が。






彼女の生体反応は既に失われていました








彼女の傍にあるマイクロデバイスを確認してみます

!?



リディアによると、なにやら技術的な手段をつかえば彼女を別の形で再生できるとのこと。



ここはリディアに任せます。




マイクロデバイスを修復してくれている間

部屋の中のタブレットを開いてみると

ジェーンの日記がありました



彼女は随分と前から、自身の死を感じていたようです


あるとき彼女は「デジタル生命」という技術があることを知ります


それを使えば自分の魂を保存して、衰えつつある肉体から精神を解き放つことができるかもしれない。

もし成功したら、もしみんなとまた会うことができたら、モルぺウスの仮面は時空を超えた音楽を再び奏でることができるんだ。


そんな希望を持ちます



彼女はデジタル生命分野の専門家

ランダウ・コスナー博士の論文を見つけました


まるで難解な迷宮のような彼の論文の中、

自分の意識をデータ化して、カプセルにアップロードすることで、声も記憶も精神も保管できるという情報に辿り着きます


その過程はまるでピースが100万個あるパズルよりも遥かに難しいことでしたが

彼女は自分がもう長くはもたないことを感じていました


残る力をすべて注いでこれを完成させなければならない


だってこれは私が存在していた最後の証であり、

そして私の音楽に対する愛の証でもあるのだから。


希望は絶対に捨ててはいけないのだ。







ジェーンの真実を読み終えて後ろを振り向くと


リディアによる修復は終了していて


デジタル化されたジェーンがそこにいました




ハンスもジミーもポールも、久しぶりの再会を喜び彼女にやさしく声をかけました

(ヴィオラはずっとこのままでいてほしいです爆笑)



ジェーンは

ここ数年ずっとモルぺウスの仮面の新曲を作っていたことと

復帰ライブを企画したことを仲間に打ち明けました。


いつかきっとまた会える日が来ると、強く信じる気持ちが彼女をここまで強くさせたのですね……!




偉大なバンドの再結成を見れて、嬉しかったですニコニコ





ジェーンがリディアを探していた理由は、コスナー博士ありました

成功したのか失敗したのか、リディアが本当に存在するのかを確かめたかったようです






みんなで一緒に準備を進め

ついに復帰ライブ当日を迎えました



会場につくと、すでにたくさんの人が集まっていますにっこり


ついに、伝説のバンドが復活です!


私まで緊張してきましたよだれ



今日の成功を祈って、ステージにいるメンバーたちに声援を送りました


すると、なんと私まで一緒に演奏させてもらえることに(笑)

みんな私に感謝してくれているようでしたニコニコ



なんとか無事にライブを終えました

お互いの演奏を讃え合います




これからみんなはどうするの?と聞くと

真っ先にヴィオラが、ライブのツアーを続けたいと言いました


もちろんメンバーも満場一致で同意です


(笑)




こうして復活した伝説のバンドモルぺウスの仮面は

戦後の世界の人々に

歌の力で夢と希望を与えていくのでしたニコニコ





※ゲーム上ではジェンとジェーンの表記が混在していたので私が好きな方で呼ばせていただきましたふとん1ふとん3