私の生活の工夫 キッチン編 2

        〜一人暮らしなのに、なぜか冷蔵庫は大型〜

 読んで頂いた方の中には、一人暮らしの方もおられると思います。早速、質問!『冷蔵庫の大きさは、どれくらいですか?』ドラマで一人暮らしのお家のキッチンが映し出されると、余り大きくない冷蔵庫が置かれている事が多いのではないかと思います。例外的に、『晩酌の流儀』という番組では、ビールとグラスがこの上なく最適に冷やされる様に、酒のつまみの料理が何品も料理出来る様にキッチンには、大型の冷蔵庫が置かれていたのが印象的でした。

 私も、38歳で地方に長期の出張になった時から大型の冷蔵庫を常備しています。今使っている冷蔵庫も大型で、2009年から使用し、購入後に2回引越しをし、その際運び入れたり、出したりするのにクレーンのお世話にもなりましたが、未だ現役で元気に私の食生活を守ってくれています。

 冷蔵庫へのこだわりは、野菜庫と冷凍庫が広い事でしょうか?私は、大の野菜好きで、ひとり暮らしとは思えないほどスーパーで沢山の種類を購入します。キャベツ・大根・レタス等、半切や1/4切野菜があっても丸ごとを選んで購入します。1日の野菜量は350g以上が理想と青汁を売る沢山の会社が宣伝文句にうたいますが、私は毎日10種類以上、量はその倍くらいを食べています。スーパーに頻回には買い物に行けないので、行ける時に沢山買って、大きな野菜庫に私なりのこだわりを持って収納します。もう一つ、大の甘い物好きですので、いつでも食べられる様に用意していないと不安になります。冷凍保存出来る和菓子や、冷凍しても問題ない洋菓子も冷凍庫に保存しておく必要があります。食いしん坊の私を支える為に大型冷蔵庫は必須アイテムなのです。

 大型冷蔵庫になると当然冷蔵庫部分も大きくなります。何度も申します通り独り暮らしですので、味噌・醤油・ソース・出し汁・ドレッシングだけでなく、わさび・からし・七味・胡椒・辣油・シナモン・パプリカ等の調味料、小麦粉・片栗粉・砂糖・塩・青さこ・海苔などを使い切るのには、少し時間を要します。特に、湿気の強い梅雨時や夏の暑い盛りを経過すると消費期限内であっても色や匂いが変わってしまう事があります。それで破棄してしまうのは勿体無い!先に記載した物品の中には冷蔵庫保存を明記していない商品も沢山あるので、私はこれらを冷蔵庫内に冷蔵庫に設置してあるラックを使うだけでなく、小箱を使って冷蔵庫の棚に収納します。七味の赤さも青さこの緑も保たれます。こうやって無駄な廃棄物を作らない為には大型冷蔵庫は必要だと私は思っています。電気料が・・・とご心配の方も沢山おられるとは思いますが、捨てなくてはならない物の値段を考えれば、どちらが良いか?の世界ではないかと思います。多分、たいした差はないと思いますし、捨てられた物は、役目を果たせず可哀想です。

 ちなみに私は、皮膚の軟膏類も冷蔵庫に保存しています。軟膏の大半は、冷蔵庫保存の必要性はないと思いますが、同様の時期を経過した軟膏は、変色や変性してしまう事があり、その後使えない事があります。有効期限内であっても使えなくなってしまう薬は泣いていないでしょうか?その外用薬の入っていた薬袋にその時の症状など後からでも使い道がある様に冷蔵庫の隅っこにでも小さいケースで仕切っておけば、案外思いがけない時に役立つ事があるかも知れません。こうるさいだけでなく、ケチケチバーバの生活の工夫でした。