皆様、こんにちは。

 

桜鱗(おうりん)と申します。

 

この度はブログにお越し下さり、ありがとうございます。

 

2013年から、気の向くままに書をしたため、言葉を連ね、マイペースに続けてきたblogコンテンツ「今日の一枚」も、今年、2020年には260点を超え、私の一つの大切な軌跡となりました。

 

今見れば、目を覆いたくなるような書から始まり、事あるごとに色を変えてゆく心を、言葉と共に綴ってきた「今日の一枚」。

 

読み返せば、そこにある葛藤や移ろい、また揺るぎない“芯”念や哲学がまざまざと浮かび、そしてそれは、『書家である前に、1人の人間である』ということを、改めて訴えかけて来るものでありました。

 

書は、私にとって一つの表現の手段であるということ。

 

心に弾ける感情の花火を、書で咲かせ、体現する書家でありたい。

 

自分なりの哲学を、書に落とし込みたいと思うのです。

 

そして、言葉は私に与えられた、もう一つの手段。

 

中学の頃、私の書く文章が好きだと、大袈裟な程によく褒めてくれた一人の先生がいました。

 

その先生の言葉や表情が忘れられなくて、これまでも折に触れ、たくさんの言葉を紡いできました。

 

難しい言葉を並べることも、誰かを唸らせることもできないけれど、ただ言葉と戯れ、心にピタリと重なる一つを手繰り寄せる。

 

そんな時間は何とも言えず、甘美で居心地の良い、自分だけの聖域のようでした。

 

書と、文章。

 

「書く」という行為は、言わば自分という存在を刻む行為であり、拙くも泥まみれな、私の生きる証なのかもしれません。

 

そんな書や文章が、もし何か1つでも『ヨムコテン』にお越し下さる皆様の心に響き、寄り添うものであったなら、こんなに嬉しいことはありません。

 

2019年4月の“桜鱗”改名後1年を記念し開催する、約6年振りの個展、『ヨムコテン』。

 

慌ただしく過ぎ行く日常の中、皆様におかれましては大変ご多忙とは存じますが、ご高覧頂ければ幸いです。

 

会場にて、お会いできることを心より楽しみに致しております。

 

2020年 2月 桜鱗