以前から行きたかった店にやっと行くことができたんです。
『山田屋』
重厚で趣のある概観は、見た者を飽きさせないオーラを纏っている。
1930年創業だという歴史。
入り口の引き戸がアルミサッシになっちゃってるけど、以前はそれも木製だったことでしょう。
麺類と丼物のラインナップ。
木枠に擦りガラスの引き戸。
どこかで見たことのあるビジュアル。
思いついたのは、野毛の萬福で提供されていたカツ丼。(☆ )
うん、美味かった!
美味かったんだケド・・・。
何せ厨房から聞こえてくる罵詈雑言がドイヒー。
家族経営だと思われますが、「ばかかろー!」だの「このたわけー!」だのの言い合い。
すでに売り切れだというきしめんのオーダーを取ってきちゃったオヤッさんに対する集中砲火。
厨房内での手際を注意される女将さん。
客先からの電話で、オヤッさんが出前の領収書を先方に置いてこなかったかなんかで、その領収書に
書かれた筆跡から「アンタの字だがやー!」と女将さんの反撃。
それにまた輪をかけて、「オマエだがやー、たわけー!」「ばかやろー!」の声が加わる。
いつもこんな雰囲気なの???
客も酷かった。
リーマン2名、そのあとにオバハン2名が入店。
先にリーマン2名がきしめんころ(小盛)を2つ発注。
品切れと言われて、うどんころ(小盛)に変更。
会話の中から、昼食後の来店と判明。
完全なる物見遊山。
リーマンの発注を聞いてたオバハン2名。
何を思ったか「あら、じゃあアタシたちも餃子の小を2つ」と注文。
鳩が豆鉄砲を喰らったような表情になるオヤッさん。
その他トンチンカンな発注をオヤッさんとやり取りし、「何が出てくるか楽しみねー」だと。
メニュウ見ろよ。
なんかもう居ても立っても居られなくなって、ガーッと食ってバーッと出てきた感じ。
お家騒動なのか何なのか知らんけど、兎に角仲良くやろうよ。
ごちそうさまでした。
山田屋
(そば(蕎麦)
/ 東大手駅
、市役所駅
、清水駅
)
昼総合点★★★☆☆ 3.0