仙台七夕 その他

 


· 鐘崎(かねざき)は自社工場内に、江戸時代から現代までの七夕飾りを常設展示している。

 


· 仙台七夕のテーマソングは決まっていないが、島倉千代子の『七夕おどり』、二葉あき子、(二代目)コロムビア・ローズ、島倉千代子などが歌った『ミス仙台』、さとう宗幸(むねゆき)の『青葉城恋唄』など、歌詞に仙台七夕の情景が歌い込まれているご当地ソングが、期間中の会場ではBGMとして繰り返し流されている。

 


· 仙台七夕が近付くと、地元ラジオ局のTBCラジオDate fmなどで、星にまつわる曲が特集やリクエストによりしばしば流れる。ディズニー映画ピノキオ」の主題歌『星に願いを』(1940年)、ビリー・ヴォーン『星を求めて』(1960年)、坂本見上げてごらん夜の星を』(1963年)、今井美紀PRIDE』(1996年)、福耳星のかけらを探しに行こう Again』(1999年)、BUMP OF CHICKEN天体観測』(2001年)、中島美嘉STARS』『WILL』『見えない星』『ORION』など、各々の思い入れと共にリクエストされている。

 


· 暴走族が、祭り期間中に郊外から祭り会場のある仙台市都心部に進入を試みる暴走行為を「七夕暴走」と言う。20世紀末と比べて2000年代末までに暴走族グループ数は半減し、構成員も1/3に減少したが、大人数で中型オートバイや自動車を連ねる集団暴走から、少人数で小型バイクを使用し、携帯電話で連絡を取り合いながら、アーケード街や細道に散り散りに逃げ込むように変化したため、取り締まりが難しくなった。また、旧車會(きゅうしゃかい)も出現するようになった。しかし、2004年道路交通法改正によって被害者がいなくても共同危険行為を取り締まり出来るようになったため、暴走行為参加人員は急減し、「七夕暴走」は過去のものとなりつつある。