くりでんレールバイク乗車会

 


くりでんレールバイク乗車会(くりでんレールバイクじょうしゃかい)は、宮城県栗原市 若柳(わかやなぎ)で毎年春から秋にかけて、主に日曜日に不定期に開催される、レールバイク廃線跡を走行するイベントである。ただ単にレールバイク乗車会と呼称されることもある。

 

 



2007年平成19年)に廃線となったくりはら田園鉄道線(愛称くりでん)の廃線跡に残る軌道を活用し、後世に歴史を伝えようと、くりでん保存愛好会が開催しているイベントで、田園風景の中をレールバイクで、ガタンゴトンという音を聞きながらの列車のような走行が楽しめる。会場の起点となる旧若柳駅には、子ども用の複合遊具もある「くりはら田園鉄道公園 芝生広場」があり、家族揃って楽しめるように工夫されている。事前予約制だが空きがあれば、当日予約なしでも会場で受け付けて乗車することも可能。漕ぎ手が足りない場合はボランティアの漕ぎ手を要請することもできる。栗原市マスコットキャラクターねじり ほんにょ」が参加することもある。折り返し地点で、係の人が転車(レールバイクの向きを180度変える。)し、往復走行で出発地点に戻れるようになっている。