どんと祭 松焚祭(まつたきまつり)

 


仙台市都心部北側の北山丘陵西部にある大崎八幡宮で行われる年中行事で、300年の歴史があるとされ、2005年平成17年)に仙台市の無形民俗文化財に指定された。市内各地から当社を目指して歩く、裸参りが特に有名である。



例年約10万人の人出で賑わい、神社前の国道48号と接続道路は交通規制がなされ、バスやタクシー以外の進入が出来なくなる。また、市内各地から、参拝用のバスの特別運行がなされる(仙台市電があった頃は市電の特別運行もあった)。



以前は20万人程度の人出があったとされるが、仙台都市圏の拡大や郊外居住者の増大により、人ごみを嫌った参拝客が他の最寄の神社のどんと祭に流れるようになったこと、また、成人の日1月15日ではなくなった(ハッピーマンデー制度導入で、その年の1月8日から14日までのうち月曜日に該当する日に変更された)ことにより、その前夜のお祭りの意味もあったどんと祭に参拝しづらくなったことなどが原因となり、大崎八幡宮への参拝客は減ってきた。