大分縣護國神社 境内
l 慰霊碑
- 大分県関係戦没者の慰霊塔を中にして、右に元歩兵第47聯隊(連隊)戦没者慰霊の「軍旗の碑」、左に大分県出身予科練(よかれん。海軍飛行予科練習生)戦没者慰霊の「鎮魂の碑」が建っている。
l 言霊記念館
- 英霊の心を未来に伝えるため立てられた展示館。特攻隊員が残した遺書や手紙を掲示するほか、写真やビデオ上映も行われている。
l 満蒙開拓義勇軍碑
-- 昭和13年(1938年)、満蒙(まんもう。満州・蒙古)へ開拓のため組織され派遣された義勇軍の記念碑。銃と鍬を手に持つ隊員の像、レリーフがある。
l 西南の役軍人墓地
- 明治10年(1877年)の西南の役に際し戦死した陸軍軍人214柱の墓地。展望台、豊後梅の梅林の奥にある。鹿児島、山口など、薩長出身者が多い。西南の役の戦死者墓地はこの軍人墓地と次項の警察官墓地の2つに別れている。
l 西南の役警察官墓地
- 西南の役に際し戦死した103柱の警視隊墓地。表参道百段の脇にある。青森、秋田、福島をはじめとする東北、北陸出身の士族が多い。戊辰戦争で薩長と戦った元会津藩家老 佐川官兵衛(さがわ かんべえ)も熊本県阿蘇郡で戦死し、この墓地に警察官として埋葬されている。
l 平成26年9月には特攻勇士の像が建立された。