五十瓊敷入彦命 系譜
(名称は『日本書紀』を第一とし、括弧内に『古事記』ほかを記載)
『日本書紀』『古事記』によれば、第11代垂仁天皇と、後皇后の日葉酢媛命(ひばすひめのみこと、比婆須比売命/氷羽州比売命)との間に生まれた皇子である。
五十瓊敷入彦命は長兄で、両書では同母弟妹として次の4人が記載される。
· 弟:大足彦尊
(おおたらしひこのみこと、
大帯日子淤斯呂和気命
(おおたらしひこおしろわけのみこと))
- 第12代景行天皇。
· 妹:大中姫命
(おおなかつひめのみこと)
- 記では男性の大中津日子命(おおなかつひこのみこと)とする。
· 妹:倭姫命
(やまとひめのみこと、倭比売命)
· 弟:稚城瓊入彦命
(わかきにいりひこのみこと、若木入日子命)