玉前神社 歴史 概史
永禄年間(1558年-1570年)の戦火により社殿および古記録等が焼失したため、創建年代は不明。他の文献等により、少なくとも鎮座以来1,200年以上経過していることは間違いないとされる。
延長5年(927年)成立の『延喜式神名帳』では、上総国 埴生郡(はにゅうぐん、はぶぐん)に「玉前神社 名神大」と記載され、名神大社に列している。また、上総国一宮として崇敬を受けたとされる。
江戸時代、貞享4年(1687年)に現在の社殿が造営される。
1871年(明治4年)近代社格制度において国幣中社に列した。1900年(明治33年)と1923年(大正12年)には社殿等の改修が行われた。