英彦山神宮 祭神
祭神は次の3柱。北岳・中岳・南岳を神格化し各峰に1柱をあてる。
主祭神
o 正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命
(まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)
- 北岳。
配神
o 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
- 南岳。
o 伊邪那美命(いざなみのみこと)
- 中岳。
神仏習合時代、各神は法体権現・俗体権現・女体権現と称され、合わせて「彦山三所権現」と総称された。『彦山流記』(ひこさんるき。1213年)における祭神・本地仏の記載は次の通り。
峰 | 習合神 | 祭神 | 本地仏 |
北岳 | 法体権現 | 天忍穂耳尊 | 阿弥陀如来 |
南岳 | 俗体権現 | 伊弉諾尊 | 釈迦如来 |
中岳 | 女体権現 | 伊弉冉尊 | 千手観音 |