開化天皇 名称

 


漢風諡号である「開化」は、8世紀後半に淡海三船によって撰進された名称とされる。



和風諡号である「わかやまとねこひこ-おおひひ」のうち、「わかやまとねこひこ」は後世に付加された美称(持統文武元明元正の諡号に類例)、末尾の「ひ」は神名の末尾に付く「ひ」と同義と見て、開化天皇の原像は「おおひひ(大日日/大毘毘)」という名の古い神であって、これが天皇に作り変えられたと推測する説がある。