神産み 古事記 禊祓(みそぎはらえ)と三貴子の誕生 ②


「上流は流れが速い。下流は流れが弱い」といって、最初に中流に潜って身を清めたとき、二神が生まれた。この二神は黄泉の穢れから生まれた神である。



· 八十禍津日神(やそまがつひのかみ)


· 大禍津日神(おほまがつひのかみ)



次に、その禍(まが)を直そうとすると三神が生まれた。


· 神直毘神(かむなおびのかみ)


· 大直毘神(おほなおびのかみ)


· 伊豆能売(いづのめ)



水の底で身を清めると二神が生まれた。


· 底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)


· 底筒之男神(そこつつのをのかみ)



水の中程で身を清めると二神が生まれた。


· 中津綿津見神(なかつわたつみのかみ)


· 中筒之男神(なかつつのをのかみ)



水の表面で身を清めると二神が生まれた。


· 上津綿津見神(うはつわたつみのかみ)


· 上筒之男神(うはつつのをのかみ)