高天原 古事記以外における記述


日本書紀』においては本文にはほとんどみえず、わずかに神代紀第一段の第四の一書と養老4年(720年)に代々の天皇とともに持統天皇につけられた和風諡号(しごう)高天原廣野姫天皇」にある。 平安時代『古語拾遺』本文では1箇所天孫降臨の神勅と、他に祝詞説明の注に、奈良時代『風土記』では『常陸風土記』冒頭2語あるのみである。 比較的新しい『霊界物語(れいかいものがたり)では至美天球(しびてんきゅう)とも書かれ、輝き広がる宇宙の清い中にも清い光の霊界と描かれた。 縷々難解な内容で高天原の解説や物語の約束事も変わっており岩戸の段なども新たに長く大きく記されている。