神社建築 建築様式 本殿の建築様式 平入形式 ①
· 神明造(しんめいづくり)
- 仁科神明宮(にしなしんめいぐう。長野県大町市)、
伊勢神宮(いせじんぐう。三重県伊勢市)など
伊勢神宮正殿の様式は他への使用を禁じられているため唯一神明造と称される。なお、棟持柱を持たない場合などは単に切妻造(きりづまづくり)となる。明治時代以降、神明造の社殿が流行した。
台湾の神社のほとんどは神明造である。
· 流造(ながれづくり)
- 賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)
・賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)
(ともに京都府京都市)など
本殿の様式としては最も多く、全国的にも広く分布し、次のような発展型もある。
o 両流造(りょうながれづくり)
- 厳島神社(いつくしまじんじゃ。広島県廿日市市)など
o 八幡造(はちまんづくり)
- 宇佐神宮(うさじんぐう。大分県宇佐市)など
o 穂高造(ほたかづくり)
- 穂高神社(ほたかじんじゃ。長野県安曇野市)のみ