東南アジアの精進料理


華僑華人と呼ばれる中国系の住民が多い、シンガポールマレーシアインドネシアなどにも中国の様式をもつ仏教寺院や道観が少なからずあり、僧侶、道士や信徒は中国の精進料理に準じた料理を日常的に、あるいは機会毎に食べ、精進料理専門の料理店も少数存在している。ココナッツミルクなど、東アジアの精進料理では余り用いない調味料も加えられる場合がある。



大乗仏教圏であるベトナムでは、毎月旧暦の1日と15日に「チャイ(:chay/斎)」と呼ばれる精進料理を食べる風習が広く行われている。