覆(ふく)



(ふく)は、仏教が教える煩悩のひとつ。



利益(りやく)を失う・不利益を蒙(こうむ)ることを恐れて、自分が為したを隠すことである。 しかし、自分の為した罪を隠す人は、後に、必ず悔い悲しむ。

覆は『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち小随煩悩である。