採血や点滴の時、私の血管はかなり取りにくいらしい。

乳癌の手術の後、脇の下のリンパ節にも転移があったため、20個ほど取ったらしい。

3個の転移したリンパ節を取るために20個も取られたのねー

と思ったけど仕方がない。

リンパ節を除去した左腕からは、一生注射も出来ないし、血圧も測れない。

重いものを持ってもいけないし、虫刺されにも気をつけないといけない。

ただでさえ、血管が取りにくいのに、左腕が使えないのはあまりにも不便なので、Dr.にリンパ節は再生されないのか聞いたら、けんもほろろに


再生されません。

一生左で採血できませんよ。

採血したら、物凄く浮腫むかもしれませんよ。


と言われた。


どなたか、リンパ節をiPS細胞かなんかで再生させてください!

お願いします!


リンパ節に転移するまで気づかなかった、というか、検査を怠っていた私が悪いのだが、

まさか、リンパ節に転移して、除去したらこんなに不便なことがあり、しかも、脇の下の感覚が一生戻らないらしい事実を突きつけられると、やはり、辛いものがある。


手術して9ヶ月たった最近、脇の下から背中の肩甲骨あたりが、強張っており、手が痺れていることがよくある。


採血の時、一発OKだった時、思わずその臨床検査技師の方に

上手ですねー

と言ってしまったことがある。

その時の検査技師の方はプロ意識満々で

1日に200以上やってますから、当たり前です。

と言われた。

バカにされたように感じられたのでしょうか?

なんだか申し訳ない気がして、プロに上手ですねーなんて、2度と言わないようにしよう、と思ったのだった。


だけど、何度となく血管取るの失敗されたり、上手な人に代わられたり、困った顔の看護師さん達

を経験してしまうと、相手がプロでも思わず

お上手!パチパチ

とやってしまいたくなる。


腎臓の手術の時、経験した看護師さんたちの奮闘ぶりについて、そのうち書きたいと思う。