夏休みのレモネード

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最近観た作品の中で、一番印象に残ったかもしれません。


いつまでも心から消えなくて、その存在がぐんぐん大きくなっていく作品です。その心の中で育ってくものは、優しく、穏やかで、あたたかいもの。


ユダヤ教とカトリック。一人っ子と子沢山。人生への考え方など、色んな意味で違った環境の子どもたちの交流を通し、信仰や死生観などの大きな課題が、実はそんなに難しい問題ではないのだということに気付かされるのです。


父親同士の、信仰や生活環境によりすれ違った切迫した感情や、それぞれの背負った悲しみも、子どもの健気な優しさに触れ、更にお互いの家族に支えられながら、未来へ向かって進み始めます。


子どもたちの素直さあってこその、あの空気。

死生観を問うているのに、重苦しくないつくり。


これは何度も観たい映画です。


ところで、無垢な子どもに「地獄におちる」なんて言っちゃうシスターが一番に地獄におちるような気もするんだけど。

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