3月9日
今年も3月9日がやってきた。
天上にいる母の誕生日であり(友達の誕生日でもあり)、今日はヘナの学校の最終日でもあった。
3ヶ月あっという間で最後もなんだかあっけなかったけど、この後とてつもない喪失感と寂しさが襲ってくるんだろうと思う。そしてこういう色んな感情や、出会いと別れを経験しながら人は成長し大人になっていくんだなぁ、としみじみ。毎年何かを考えさせられる3月9日が今日で良かったと思う。
最後に和紙に描いた作品。
一応太陽と、地上の生物を表現している。やっぱりテーマは平和かな。
そして皆平等に太陽の光が当たっているんだよって言いたい。闇に生きるべき人なんていない。
瞳を閉じればあなたが瞼の裏にいることでどれほど強くなれたでしょう(「3月9日」より)
ってまさに今の自分にとっての母の存在で、この曲をよく聴いていた母は何を想ったんだろうと思う。
瞳を閉じても瞼に残る太陽の残像のように、人々をまぶしく照らす存在になりたい。
ウェルカムボード
ヘナのクラスメートの結婚式のウェルカムボードをラメやアクリルでみんなで描いた。
デコレーションばっちり♪かなり喜んでくれました。
一度友人の似顔絵入りウェルカムボードを描いたことがあるけど、その時もものすごくやりがいを感じたし、こういうのは作り手の方が幸せだったりするんじゃないかな。相手を想えば、必ず良いものが出来るもんだ。
二次会にて。ウェルカムボードはスパンコールのイケイケなドレスの似合う彼女の為にできるだけ派手でカラフルに賑やかにと試行錯誤した。ナイス愛されキャラ♪泣ける手紙でもずっと笑ってる彼女を旦那が優しく見つめてるのが印象的だった。
かなり毛色が違ってしまったけれど服無いし着物で出席した。
さて、幸せ補充できたかな。
褒美
ネタ切れってわけじゃないけど、かなり古い作品を紹介します。
学生時代油絵を専攻していた時の作品。自分より大きい作品(160cmちょっとだと思う)で、何ヶ月もかけて描いた。
新訳聖書の「サロメ」のエピソードからインスピレーションを受け、クリムトの「水蛇」をベースにアレンジした作品。
パレスチナ王であり義父でもあるヘロデ王の誕生日の祝宴で披露した舞踏の褒美として洗礼者ヨハネの首を要求したサロメ。
サロメのエピソードは多くの芸術家たちに好まれ、描かれ続けてきた。
特に好きな作品がギュスターヴ・モローのもの。
絵の表面に模様が描かれていてなんとも斬新で魅惑的(サロメの体の模様とか)
こちらは学生時代最もハマった画家、オーブリー・ビアズリーの
「おまえにくちづけしたよ、ヨカナーン」という作品。(ヨカナーンはヨハネの事)
オスカーワイルドの戯曲として脚色された「サロメ」の挿絵。サロメがヨハネに恋焦がれていたものの拒絶され、褒美として与えられた首に初めて口づけをするというもの。
ビアズリーは黒と白のバランスが素晴らしく、いつも私にそのバランスを意識させてくれるきっかけとなった。だからヘナもだけど一色で何かを描く時は常にビアズリーが念頭にある。
そんな彼は25歳という若さでこの世を去った。
才能がある人程短命、そして幸福でない事が多い気がする。
やっぱり何かに優れていると、何かが欠けるという仕組みになっているのだろうか。
人生は何かしら苦労するようにできてるってやつだな。
もっと苦労しながら生きなきゃだな。そしていつも前向きに!






