祝福モードの元号切り替えは良いですね。
私は好きです。
さて、何があったの5丁目でございます。(天敵の点滴から逃げるため設置したポートが悪さして、あまり起こることがない事象が続きその痛みの慟哭を綴った記録)
前日の深夜救急外来で縫った傷を主治医に確認してもらうため、「先生、大体九時頃来ます。入院患者の回診の時を捕まえましょう」というエンカウントミッション
幕張での仕事が心配だった旦那。娘を義実家にあずけて、深夜帰宅したらそのまま就寝。娘を起こさないよう起きて、義母に車を借りて診察の予定でいました。
まぁ、予定通りむしろ予定より早く病院にはつきまして、「先生来たら連絡してね」手紙を救急外来に提出。あとは先生が来るのを待つわけです。
九時を過ぎてもまだ連絡なし。
パタパタと看護師さん来まして、「待たせてごめんね、先生患者さんのガーゼとか替えてるから」とのこと。
いやいや、先生(外来)休みなの知ってます。だだをこねねるつもりは全く無いので「大丈夫です」と返答して、皆さんのブログ読んだり、YouTubeみてたり。
ところで、皆さんの料理の、ジュースの見た目が凄くないですか!! オシャレカフェですか!! 自宅で毎回美しい手間のかけられたご飯幸せじゃないですか!!! と見ております。
と、バタバタと駆け込んでくる足音に、トントンと肩を叩かれる。
「待たせちゃったね、ごめんねぇ!」
主治医、ちょっと寝起きがわかる様相で御出勤! (ガーゼ替えてるからって優しい嘘がここでバレる)
「ぜんぜん大丈夫てすよ〜」 むしろやっぱり連休中になんかあっちゃってすみません。
それから、先生が着替えて支度した頃呼ばれて、救急外来の診察室へ。
貼られたガーゼを取って傷を見た先生、「あ〜……」と腕を組んでちと思案。
「やっぱりね、このままだと同じ事になるんだわ。薄く硬くなっちゃってる皮膚を切って、良さそうなとこと繋げましょう」
今から?!
この日は縫合の確認だけだと思ってたので、選択肢もない突然の言葉に驚く。
でも、このままくっつく気はまったくしないので、その方がいいことは分かってた。
そこからバタバタとその場所でやるっていうので支度しまして、上半身脱いでベッドに待機。
昨日縫ったとこ無駄じゃん!と心の中で泣いた。五千円もかかったのに!
消毒すらしみる。
もちろん麻酔はしてくれますが、硬くなってしまった所は麻酔が届かず痛い痛い!
麻酔の注射が一番痛い!らしい…看護師さんが、今これが痛いから〜って言うけど他のも痛いすよ。
そんで、なにやらヘアスプレーを噴霧するような音がする。それも痛い!
プシュー! 「痛いっ!」
その繰り返し。何が行われてるかは、布を被せられてて全くわからない。
そして、ズレゆく我がヅラ……
はたからみたら、青いシートの端でズラがパカパカ、坊主チラチラ
でも先生も看護師さんも慣れているので外しときましょうね〜と後でとってくれた。
時折主治医が「う〜ん」とか「どこかな」とか言ってる。
そして凄い抑えつけられる患部。それがいったいの!
「〜はある? じゃ〜は?」
救急外来の部屋ないものありすぎ!
そうこうしてる間に、看護師さんが増えた…と思ったら、どうやらオペ室からの応援。
オペ室の看護師さんは先生の意図を汲み取り、あれこれテキパキ動く。
「オペ室空いてれば…」
「空いてますよ! なんの手術もありません」
「マジ?! やったー!オペ室行こう!」
って事でストレッチャーのままオペ室直行。
この時点で2時間超えてた。
オペ室使うからには承諾症やもろもろがいるということで、止血しながら書く。
そこでふと看護師さん「ライン取りましょう」と。
あたし知ってる! ラインて点滴でしょう?!
「うーん、部分麻酔でやっちゃってるし、点滴のトラウマがあって…」と私の味方の主治医!
「左でとったことは?」(私は左腕に重度の火傷痕があり、皮膚移植してる)
「数えるほど…」話してないけど点滴以上に左腕になんかするの苦手だぞ。
ここで先生、手術着に着替えるために退室。
残された私と、ラインを取りたいオペ室看護師さんふたり。
どうなる?!
長くなったので次回に続けます。