2024年7月21日
ハンガリー決勝。
ポールポジション、ランド。
だがしかし。
またしても、横の人を牽制して、まっすぐに行かなかったように見えた。
そして3ワイドの1コーナーで、はさまれる格好のランド、いちばん外側のマックス、
インのピアストリがトップに立った。
「押し出された」マックスはトラック外から戻ってきて2位のポジション、
これを見て、ランドは順番戻せと。
しぶしぶマックス戻した!
7周目、ソフトタイヤでスタートした陣営は早々と交換に動いた。
最近のレースではアンダーカットが強力・・・
同じような順位の人たちがカバーに入っちゃったけど・・・
(のちにこれは失敗の作戦。みんなトラフィックで戻るだけ)
ミディアムのリカルドも入っちゃって、同じミディアムのユウキはステイアウトだ。
ミディアム勢、最初のピットは4位のルイス、17周目。
続いて2位のランド、それから1周遅れてピアストリ(これがのちに・・・)
5周遅れて入ったマックスは、ルイスの後ろで戻ることに。
アンダーカットされちゃった!
ユウキはえんえん入らない。タイムはそこそこキープしている。
最初に入っちゃった人たちとあんまり変わらないペースで、素晴らしいよ!
そうこうしているうちに、僚友リカルドが先に、2度目のピットインだ。
ユウキは30周まで頑張った。あと40周あるけど、ハードで最後まで行けるのか?
3位ルイスにマックスが追いついてきた。タイヤはマックスの方が新しい。
何周にもわたり、攻めるマックス。4年前の接戦を思い出させるけど・・・
後ろにシャルルも追いついてきてDRS圏内だ。
41周目、ルイスとシャルルが2度目のタイヤ交換。
マックスは再びステイアウト。
マクラーレンの1-2は安泰か?と思ったけど、
どっちから入れる?
2度目のピットストップは、いろんなところに禍根を残す。
46周目、マクラーレンは2位のランドから先にピットに入れた。
次の周、ピアストリが入るけど、入る前に飛ばせ!
ランドも飛ばしてる!チーム内バトルだ。
ランドが前になっちゃった。
入れる順だけで1位2位が入れ替わるのはどうなの?同じチームで。
と思うかどうか。
のちのチームの言い分としては、タイヤを長く使っていたのはランドだから・・・
でも入れ替えろと。(めんどくさい)
だけどランドはファステスト出してる。
抜けるなら追いついてこいよ!
チームからは、タイヤ使い過ぎてるから、マネジメントして、お願い!
で、マックスは50周目にピット。遅くないかい?
あ~アンダーカット許しやがって!(皮肉)
5位で復帰。2台抜かれた。
でもマックスは新品タイヤで、路面も向上してるから、きっと抜ける?
ああ、シャルルは抜かれた。
62周目、猛追するマックス、ルイスに並ぶ!並ぶ!まだ!抜けない!
次の周も、並んだ、当たってしまった!
リア舞い上がって、着地。
マックスは、コースアウトしたけど戻ってきて、このまま走る。
ルイスもこのまま走る。すごい!マシンのダメージないのか?
チームの懇願に無視していたランド、あと3周で入れ替えた。
まさか入れ替えてから勝負を挑む?
そのころユウキは、1ストップ作戦で、消耗したタイヤのまま9位で頑張っていた。
後ろにアロンソが迫っていたけど、アロンソのタイヤも消耗、
チームメイトの若いタイヤのストロールと入れ替えた。
まだ3周もある、DRS圏内に迫ってきた、耐えきれるか?
はー、事件が多すぎて疲れました。
でも、人間性あふれるドライバーの戦いが好きだ。
譲られて、ピアストリは勝ったけど、あんまり嬉しくない感じ。
初優勝ピアストリ、2位ランド、3位ルイス。
シャルル4位、マックス5位。
去年、事件のあった表彰台で、ランドは自分のトロフィーを壊さないように、
遠くによけてから、シャンパンファイト!
ユウキは9位でフィニッシュ、
抜けなかったストロールは、アロンソに順番戻すはずだったけど、戻さず1点ゲット。
さあ、夏休み前の、ベルギー、スパ!