「パパ、すっごく楽しみにしていたのよ。
昨日なんて興奮して寝れないとか言っちゃって。」
「はぁ?もう子供でもあるまいし。
あれ、そーいや裕樹は?」
裕樹とは、私の弟。
私とは逆に、どこか冷めている弟。
「あぁ、裕ちゃんは今日は、
どっか泊まりに行ってるのよ。
女の子じゃないみたいだけど。」
「ふーん。
相変わらず女っ気のないコ。」
「愛ちゃんとは違ってね?」
「ちょっと、ママどういう意味よ?」
「あはは、冗談冗談。」
まぁ、確かに私は、自分でも自覚するほど、
イケイケな女子高生だった気がする・・・。
今のこの清楚キャラが嘘みたい・・・。
「ただいま。
おっ、愛子帰ってるのか。」
ほどなく、パパが帰ってきた。
「おかえりパパ。」
「おぉ、おかえり愛子。」
大きな体で現れたパパは、
いつまで経っても変わらない、
優しい表情で話しかけてくれた。
「パパ、どこ行ってたのーママ置いて!」
「ん?ちょっとタバコ買いに。」
「タバコ、まだやめてなかったの?」
「今はそれしか楽しみがないのよねーパパ。」
ママが見えない所から口を挟んだ。
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