春節大移動の波及効果 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

CCTV(中央電視台)のお昼のニュース、

やっぱり春節ネタが続々ですわ。


あちこちへ大移動が始まった、

空港やバスターミナル、駅の様子が映し出されたり、

農民工(出稼ぎの方々)への給与支給が遅れて、

実家へ帰れない人々の嘆くインタビューがあったり。


そして、「ん?」と思ったのが、

「春節の故郷への贈り物が”デジタル化”」のニュース。


 携帯電話…離れた親とも、もっと連絡がとりたい。

 デジカメ…離れた兄弟に、イッパイ写真を撮ってもらい、ネットにアップして欲しい。

 パソコン…無料通話やメールなど、やはり通信手段として、親族に持っていて欲しい。


都市と地方との格差が、

しばしば問題視される昨今のこの国。

もしかしたら、一瞬経済が止まるように思えるこの春節の期間、

都市から地方へ、デジタル製品が普及し、インストールや使い方の説明は

都市側の親戚が行い(つまり、企業のコストゼロ)、

どんどん中国デジタルインフラ大ネットワーク

が整備されていくのと違いますやろか?


日本とケタはずれの少子高齢化社会が

迫っているこの国、デジタル・インフラを用いた

福祉サービスも、これから市場が大きいかも!

ですね。