CCTV(中央電視台)のお昼のニュース、
やっぱり春節ネタが続々ですわ。
あちこちへ大移動が始まった、
空港やバスターミナル、駅の様子が映し出されたり、
農民工(出稼ぎの方々)への給与支給が遅れて、
実家へ帰れない人々の嘆くインタビューがあったり。
そして、「ん?」と思ったのが、
「春節の故郷への贈り物が”デジタル化”」のニュース。
携帯電話…離れた親とも、もっと連絡がとりたい。
デジカメ…離れた兄弟に、イッパイ写真を撮ってもらい、ネットにアップして欲しい。
パソコン…無料通話やメールなど、やはり通信手段として、親族に持っていて欲しい。
都市と地方との格差が、
しばしば問題視される昨今のこの国。
もしかしたら、一瞬経済が止まるように思えるこの春節の期間、
都市から地方へ、デジタル製品が普及し、インストールや使い方の説明は
都市側の親戚が行い(つまり、企業のコストゼロ)、
どんどん中国デジタルインフラ大ネットワーク
が整備されていくのと違いますやろか?
日本とケタはずれの少子高齢化社会が
迫っているこの国、デジタル・インフラを用いた
福祉サービスも、これから市場が大きいかも!
ですね。