「松」という中国語 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

おはようございます。

12月31日7時30分、上海の気温はマイナス2度。

体感温度はマイナス8度。

窓の外は晴れてます。


明日はお正月。

そこで、ちょっとお正月で思い出す漢字の

「松」について、

雑談します。


日本人は、中国語が分からなくても、

漢字を見れば、大体の意味がわかる、と

思い勝ちですけど、

そうは問屋がおろしまへん!

ちゅう漢字、その一つが「松:読み方”ソン”」ですわ。


(1)肉松(ロウ・ソン):お肉のでんぶのような、粉々乾燥肉フレーク。

              甘辛味なのに、よくパンに乗ってるから

              日本人には!?な味。


(2)放松(ファン・ソン):ゆったりした(する)、リラックスした(する)っちゅう意味。

               レストラン等のイメージを形容するときも、

               マッサージで「チカラ抜いて~」みたいなときも使います。


(3)松(ソン) :緩む。昨日、路上修理工のおじさんが、

          「ねじが緩んでる!」と言った時も、この言葉でしたわ。


そういうわけで、

だいたい中国語の「松」ちゅうのは、

ほわ~んと、ゆるゆるしたイメージを

持つんですねぇ。


トゲトゲ針のような葉を持つ、

おめでたいことの代名詞のような日本の松からは、

とても想像できひんことばです。


来年2011年も、

「松」のように(?!)、「中国はこうだ」と決め付けず、

また、日本の日本人の皆さんがご存知ないこと、

観察して・考えて書いてみようと思います。


本年一年、お付き合いいただきまして

ほんま、おおきに。