おはようございます。
12月31日7時30分、上海の気温はマイナス2度。
体感温度はマイナス8度。
窓の外は晴れてます。
明日はお正月。
そこで、ちょっとお正月で思い出す漢字の
「松」について、
雑談します。
日本人は、中国語が分からなくても、
漢字を見れば、大体の意味がわかる、と
思い勝ちですけど、
そうは問屋がおろしまへん!
ちゅう漢字、その一つが「松:読み方”ソン”」ですわ。
(1)肉松(ロウ・ソン):お肉のでんぶのような、粉々乾燥肉フレーク。
甘辛味なのに、よくパンに乗ってるから
日本人には!?な味。
(2)放松(ファン・ソン):ゆったりした(する)、リラックスした(する)っちゅう意味。
レストラン等のイメージを形容するときも、
マッサージで「チカラ抜いて~」みたいなときも使います。
(3)松(ソン) :緩む。昨日、路上修理工のおじさんが、
「ねじが緩んでる!」と言った時も、この言葉でしたわ。
そういうわけで、
だいたい中国語の「松」ちゅうのは、
ほわ~んと、ゆるゆるしたイメージを
持つんですねぇ。
トゲトゲ針のような葉を持つ、
おめでたいことの代名詞のような日本の松からは、
とても想像できひんことばです。
来年2011年も、
「松」のように(?!)、「中国はこうだ」と決め付けず、
また、日本の日本人の皆さんがご存知ないこと、
観察して・考えて書いてみようと思います。
本年一年、お付き合いいただきまして
ほんま、おおきに。