改めて実感!日本のブランドの「すごい!」 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

新加坡から上海に来て、

日本がもの凄く近くなりましたけど、

最近、また日用品を見て、つくづく再認識してますねん。


例えば…


◆1.食品用ラップ

新加坡では、安いアメリカ製やオーストラリア・NZ製のを買ってました。

初めは、「薄いし、切れにくいし、使いにくい…」と思うてましたけど、もう慣れてました。

こっちに来て、中国製ですけど、日本の○○化成社のを使ってみますと…

「分厚い!丈夫!切れやすいように、くっつかないように箱の工夫までしてある!!」

と、つまらないようですけど、毎日のことやさかい、エライ感動してますねん。


◆2.トイレ・洗面の陶器

新加坡では、欧州ブランドのお洒落なものでも、イマイチ水の流れを意識していない作りのものが多く、

(ちょっとすみません)便器や洗面所の洗い場などは、結構洗剤を使って、しょっちゅう掃除してましたわ。

そやけど!

こっちに時々ある、日本のあの、かなり有名な陶器のブランドのを使わせてもろたら、

水の流れ方のスムーズなこと!汚れ方の少ないこと!

便器(またダイレクトでスミマセン)や洗面所の形をしていればよい、というだけでなく、おそらく形や表面加工も、

物凄く計算され尽くしているんでしょうねえ。素晴らしい。


◆3.ふりかけや、補充用シャンプーの袋の「開け口」

日本のものは、どこまでも顧客志向ですねえ。

はさみがなくても切れるよう、切り込みが入っていたり、「どこからでも切れます」加工があったり。


いやあ、日本のものづくりは、(以前にも言いましたけど)改めて、凄いわ、と思いますわ。

そやけど、

作るほうは、こんなに顧客志向やのに、売るほうはあんまり顧客志向が徹底できてへんような…。

日本ではイマイチ、マーケティングがお得意やおまへんねえ。

日本人の「謙虚さ」が裏目に出てるんでしょうかねえ。


ええもん作ったら、上手に売り込んで欲しいですねえ。