新加坡のインド系の方は、南インドの方が多いんやそうです。
ほんで、日本人がインド料理、ゆうて思い浮かべるのは、「ナン」ですけど、それは北インドのもんやそうで、
こっちで多いのは南インドの「ロティ・プラタ」。
ロティもプラタも、パンっちゅう意味らしいです。
これが、ロティ・プラタ。油がなんせ、多いんですわ。クロワッサンみたいに、油で表面がちょっと層になって
たしして。カレーつけて、いただきますねん。
ほんでね、笑えるのが、新加坡のインド料理の一つ、
「ロティ・ジョン」
ロティは、パン、っちゅう意味ですわな。
ほな、
ジョンは?
それがね、ほんま、笑えますねん。
白人の男性の意味やとか。
昔、この辺りを旅していた白人男性が、「洋食が食べたいよ~」と飲食店の主に頼み、
考案されたのが、これ、「ジョンのためのパン」
さあ、ご覧ください!
あれ?なんや、フランスパンにマヨネーズとジャム?
フランスパンを上下半分に割り、真ん中の部分に卵やマトン、たまねぎ、チーズなどをつけて焼き、はさんで鉄板でギューギューつぶしながら焼いたもの。
赤いのは、ジャムちごて、甘辛いチリソースですわ。
なんやそれ~。うちでも作れるやん。
でも、堂々と、「インド料理」のホーカーには、どこでも、メニューの一つとして並んでますねん。
ジョンかあ。
もし、日本人の旅人が「和食が食べたい~」って店主に頼んだら、
「スシ太郎」
とか、できたんやろか。
あれ?なんか、商品名であったかいな??


