日本でも、高級なレストランやホテル行ったら、税金のほかに、サービス料、
取られますやろ?
新加坡でもそうですねん。
例えばね、
「$50 ++」 って書いてあるとしましやろ?
$50 : 元の金額
+ : GST(消費税) 7%
+ : サービス料 10%
ちゅう意味ですわ。
電話して、レストラン予約して、「値段は?」って聞いたら、「$50プラスプラス」って返ってきます。
一個目の+、税金は、まあ、いいとしても、二個目の+、サービス料って、ナンやねん!って、
せっかちな小関西人は思うてしまう訳です。
もちろん、それが欧米の「チップ」にあたって、良いサービスに対して上乗せを払うっちゅうことは
分かってても、「ほんなら初めから金額に入れといてえな。イチイチ7%と10%計算すんの、じゃまくさい!」
と、思てしまいます。
…と、いうような、サービスに対して「+」に評価する心の余裕がないアジア人には、チップの文化は馴染まへんのでしょうねえ。
欧米でも、主婦は「一ドルでも安く、一ユーロでも安く」と、安いスーパーを梯子したりするでしょうに、でも、高級レストランに行けば、チップを渡す。
う~ん、やっぱり身に染みへんから、知識としては知ってても、自然とは出てきいひん所作ですなあ。
で、強制されてサービス料を徴収されると、計算ややこしい、と、文句言う。
キモチに余裕のある、大きな人間になりたいものですわ。