不思議な体験 同乗者の正体 | チェブのブログ

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2013年に事故にあってからブログを始めました。
このブログでは、交通事故の保険の手続きから、車椅子での生活などをありのままに、そしてマイペースに綴っております。

昨日の記事「不思議な体験 見えない同乗者 」の続き...

Aさんに霊が憑いていると言われた私は、少し驚いたものの、恐さは感じませんでした。

私自身、そういうった見えない世界の存在は否定はしないものの、科学的根拠のないことに関しては信憑性に欠ける、そう考えていたからです。

Aさんがその霊が白い着物姿の黒い髪を長く垂らした女性であることを言いましたが、その時も私は"いかにも幽霊らしい..."と冷静に想像していました。

描写が終わると、Aさんは助手席に座り、私に左手を出すように言いました。

言われた通り、左手を出すと、Aさんは私の手に自分の手をかざすようにして、ゆっくりと円を描いたんです。

すると、陽が当たっているでもないのに、じんわりと暖かく感じ、不思議な感じがしました。

Aさんは「17...18歳の頃に、心霊スポットに行ってるだろう?森の中、トンネルのあるところだ。」といい、私は過去を振り返ると、ひとつの場所が思い浮かびました。

それは、京都市北区にある完成な住宅地の北に位置する宝ヶ池という場所でした。
昔、駅伝の練習に付き合ったり、散歩に行ったりと、その近辺は学生時代に時折訪れる場所でした。
市内から宝ヶ池まで行く道にトンネルがあるんです。
古いトンネルで、歩行者の利用もありますが、池の近くという閑静な土地柄もあり、夜はほとんど車は通らない場所です。
知らなかったのですが、京都の心霊スポットで幾分有名な場所らしいです。

私は「宝ケ池ですか?」と聞くと、そこだ!とAさんは言い、トンネルもあるだろうと、言葉を続けました。
もしかしたらAさん自身が行ったことがあるのかもしれないですし、偶然かもしれません。(なんと疑り深いんでしょうあせる)でも、Aさんが感を頼りに言っているような感じはなく、見て感じ取ったことを言っているような印象を受けました。

その後、Aさんはしばらく無言で手で円を描いていました。
私の手にかざしていた手をのけて、Aさんは自分の首を摩りながら私の目を見て、こう言いました。

「よく首を吊らなかったな。」

その言葉にどきっとしました。
実生活でも、誰にも言っていなかったんですけれど、時々自分が首を吊る姿が見える(というか感じる?)ことがあったんです。それは体調が悪いときが多かったので、"多分落ち込んで悪い方向に考えてしまっていたからだろう"とあまり気に留めていなかったんです。
以前に文献で交通事故などでの中途障害者は自殺率が比較的高い傾向にあることを見ていたので、ある意味自然なことなんだと考えていました。
勿論、実際に行動に移そうとは思っていなかったですよあせる

びっくりして、ぽかんとした私にAさんは「もう大丈夫。これから良くなっていくから。やりたいことやって、人生楽しみなさい。」と言って、私の肩をポンと優しく触りました。

なんだか安心して、気がついたらお礼を言っていました。
今回のお祓いのこと、それと父と母にアドバイスをして支えてくれたことをお礼を言うと、Aさんは笑って「そんな、いいよお礼なんて。」と言って、心ばかりも遠慮しながら受け取られました。

そして、それから約一週間ほど経ちましたが、私の周りの状況が一変しました。
担当検事から電話があり、ドライブレコーダーの内容から私の走行スピードが立証でき、今までと一転して加害者が非を認めたと、連絡がありました。
そして、私の担当弁護士から相手任意保険会社から加害者が非を認め、謝罪したいと申し出ていると連絡がありました。
因果関係はないかもしれないですが、この一週間で状況が一転したのは事実です。
もう2年近く進捗がなかったのに、こんなに事態が好転すると、本当だったのかなと思っちゃいますねニコニコ

まだまだ先は長いですが、大きな一歩をもって前進出来たことは、とてもうれしい限りです音譜

これからもっともっと人生を楽しむぞーにひひ