きいちゃんから。
チェブラーシカ:
ねえゲーナ。
見て、何か届いたよ。
ゲーナ:
どれどれ・・・おや、これは土曜日に会った
北乃きいちゃんからのお手紙のようだ。
チェブラーシカ:
なんて書いてあるの、ゲーナ?
ゲーナ:
ああ、これはお友だちのみんな宛ての手紙だね。
読んでみるとしよう。
・
・
・
『初めまして、北乃きいです。
皆様、初めまして。
チェブラーシカの映画で、
マーシャの役をやらせていただきました。
オリジナルキャラクターとして、
自分なりに演じさせていただきました。
マーシャは自分よりも、
幼い女の子の役だったので、
声をいつもより高くしたりなど、
今までにやったことのない事をやったりしました。
心がほっこりするステキな作品になったと思います。
ぜひ映画館で観てください。
北乃きい』
・
・
・
ゲーナ:
これはとっても嬉しい手紙だね!
チェブラーシカ:
うん!
とうとう、この日。
ゲーナ:
チェブラーシカ、とうとうやって来たね。
チェブラーシカ:
うん、やっとだね、ゲーナ。
ゲーナ:
チェブラーシカ、
実はずっと前から考えていたんだが・・・
今日は君がカレンダーをめくってくれるかい?
チェブラーシカ:
え?
いいの?
ゲーナ:
ああ、もちろんだよ。
チェブラーシカ:
バンザーイ!
あっ、でもやっぱりゲーナと一緒にめくりたいな。
ゲーナ:
うーん・・・
じゃあ私がチェブラーシカを持つから、
チェブラーシカはカレンダーをめくってくれるかい?
そうすれば一緒にめくったことになるよ。
チェブラーシカ:
うん、わかった!
ゲーナ:
さあいくよ、チェブラーシカ。
チェブラーシカ:
うん!