サーカス楽団。
チェブラーシカ:
ねえゲーナ。
ゲーナは本当にガルモーシカが上手だね。
ゲーナ:
ありがとう、チェブラーシカ。
チェブラーシカ:
とっても上手だから
楽器を弾く人でサーカスに入れないかな?
ゲーナ:
それはとてもいい考えだよ、チェブラーシカ。
私の演奏にのせて、マーシャが綱の上で踊る・・・
まるで夢のようだ!
うーん・・・でも、それは難しいんじゃないかな。
チェブラーシカ:
どうして?
ゲーナ:
チェブラーシカは見なかったかい?
マーシャが初めてサーカスで綱渡りをした時、
サーカス楽団の人がガルモーシカを弾いていたんだ。
それがすごく上手だったんだ。たぶん、私よりも。
チェブラーシカ:
サーカスには、たいこの人と、ラッパの人と、
笛の人しかいないよ?
ゲーナ:
もう1人、指揮者さんさ。
彼の演奏は、とっても素晴らしいんだ。
私も聞きほれてしまったからね。
チェブラーシカ:
でもぼく、ゲーナのガルモーシカ、大好きだよ。
行進もジャグリングも、
ゲーナの曲があると上手に出来るんだ。
ゲーナ:
そうかい?
ありがとう、チェブラーシカ。
それでは、私は君のためだけの楽団になるよ。
チェブラーシカ:
うん!