重要文化財に指定されている
茶室「光華」にはエアコンがなく、
夏の環境が厳しいため、これまで
茶会などの行事は実施してきませんでした。
しかし、茶の湯はそもそも
四季を五感で感じる醍醐味があることや、
開催していることから、
あえて盛夏にガラスの茶道具を用いた茶会を
行うこととしました。
昨年度の企画展「生命の庭」の
出品作家であった青木美歌氏が、
「光華」のために制作したガラスの茶道具を
使った特別な茶会です。
抹茶は氷点前でお出しするなど、
涼感あふれる趣向でみなさまをお迎えいたします。
東京都庭園美術館の依頼により
青木美歌さん が作られた
ガラスの茶道具の数々。
私も茶道具をつくる
作家の一人として
ほんとうに楽しみです。
ちょうどスポーツと平和の祭典
東京オリンピックも
開催されている時期です。
私達も選手の皆さんの情熱にあやかって、
夏の室礼を準備し
お待ち申し上げております。
熱い夏 最高です。